今シーズンのエスパルスの新人選手は4選手でした。
佐々木選手
小竹選手
西原選手
嶋本選手
全員が高卒ルーキーの選手です。
この年でトップチームの試合に絡めるというのは簡単なことではありません。
特にリーグ戦での出場となると難しいというのが今のリーグのレベルです。
エスパルスの新人選手たちの今季のリーグ戦での成績です。
小竹選手 2試合 17分
西原選手 12試合 259分
嶋本選手 8試合 211分
GKの佐々木選手はポジションが1つしかないため難しいですが、他の3選手はリーグ戦デビューを果たしています。
小竹選手はJ3に武者修行に出ましたが、西原選手と嶋本選手は戦力としてカウントされています。
特に嶋本選手は前節フル出場を果たしました。
高卒ルーキーでフル出場を果たすというのはすごいことだと思います。
しかもリーグ上位の強豪チーム相手にしたものです。
嶋本選手はアウェーG大阪戦で初スタメンを勝ち取りましたが、プロの壁に当たり前半で交代を余儀なくされました。
その後は出場機会をなかなか得ることがありませんでした。
しかしアンダーの代表に選出されたことで、環境の変化とともに刺激を受け成長曲線が変わり、直近3試合で出場機会を得ることとになりました。
横浜FC戦でのプレーですが出場時間自体は短かったのですが、サイドでのボールの持ち方や体の使い方などかなり成長したプレーを見せてくれました。
そして前回の代表での活動では試合経験の差を見せつけ、完全に中心選手として活躍をしていました。
そして得点までも記録をしてチームに合流をしました。
ここでのプレーが本人の自信にもつながったのでしょうか?
そして前節の活躍につながります。
エスパルスの中盤に求められるプレーエリアの広さをしっかりと担保できていました。
特にボランチのパートナーのブエノ選手との相性も良く、嶋本選手が前線に絡むシーンを何度も見せてくれました。
競り合いでも広島の選手相手にも引けを取らなかったですし、素晴らしいプレーを見せてくれたと思います。
A代表選出の宇野選手の怪我の穴をしっかりと埋めてくれました。
本人も「ブエノ選手、宇野選手という素晴らしいお手本がいる」とコメントをしています。
素晴らしい選手と一緒にプレーしたからと言って成長するわけではありません。
しっかりと自身のプレーに取り込むように意識をして日々の行動につなげている結果です。
終盤戦での活躍を期待したい選手の1人です。
どこかで月間最優秀ヤングプレイヤー賞を取ってもらいたいですね!

海外でのプレーを実現し、A代表のユニフォームに袖を通す姿までも想像できるプレーを前節では見せてくれたと思います
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