ほとんど仙台のボールで試合が進みました。
約70%のボール保持率です。
相手にしてみれば引いた相手を崩せなかったというゲームでしょう。
支配率に対してシュート数が1桁という結果がそれを物語っています。
とは言え2度ほどクロスからの決定機を作りましたが、シュートをミートできずにネットを揺らすことはありませんでした。
正直エスパルスのディフェンスが良かったとは思えません。
特にボランチの守備はひどかったですね。
選手の判断もありますが、監督の指示と指導にも問題があるのでしょう。
全くプレッシャーにならないポジションをを取ることが非常に多かったですね。
ボールホルダーに行ける距離でもないし、スペースを埋めているわけでもない。
特にひどいと思った場面は相手陣内でボールを奪われるカウンターの場面で、後ろのスペースを気にしていました。
あの場面はボールホルダーに行くしか選択がないと思いますが、なぜ後ろのスペースを気にするおでしょう。
あっさり前にパスを出されてカウンターとなりピンチにを招きました。
エスパルスとしては相手の攻撃に助けられて勝ち点1を手にすることができたというゲームだと思います。
ただ久しぶりに出場した犬飼は良かったですね。
前にも行けるし、空中戦では相変わらずの強さを見せてくれました。
二見も思い切って守備をできていたように見えます。
2人の関係性が良かったのかもしれません。
攻撃では前で収まらないと厳しいですね。
チアゴはドリブルしか選択しないですし、すべてのプレーで前に行こうとします。
トップもう一人が収まるタイプであればいいのですが、北川かパートナーだと前で起点が全く作れないですね。
相手守備陣もそれをわかってか、チアゴがボールを持った時に6人で囲んだシーンがあります。
あれではどんなに個の能力が高くても打開はできません。
そもそも、そうなってしまうことがチームとして機能していないということなのですが・・・
デュークが2度の決定機のうちどちらかを決めていればというのもありますが、デュークにゴールは期待してはいけないのかもしれません。
相手の決定力が低ければ、勝ち点1を取れるということかもしれませんが、攻守のつなぎ役である中盤に変化がなければ、昨日のゲームが限界だと思います。
監督も腰が引けて動けないですしね。
守備要因のフレイレをいれただけで、2枚のカードを使えませんでした。