エスパルスはボール支配率がついにリーグ最下位となりました。
平均ボール支配率が43.6%です。
ボール支配率が30%という試合もあるくらいですから当然といえば当然です。
昔のスタイルを知っている人からすれば、少し寂しさがあるかもしれませんがこれが現実です。
今の指揮官と選手でやれるサッカーがこの結果です。
しかし面白いデータがあります。
支配率最下位のエスパルスでも、9試合相手よりボールを支配していた試合があります。
つまり支配率50%以上の試合です。
その時の戦績はどうでしょうか?
ボールを持っているので、結果につながっていると思います。
しかし結果は
1勝1分7敗
という結果です。
しかも複数失点は6試合あります。
先制され、引いた相手を崩せずカウンターで決められる
という試合が想像できます。
この結果を見ても、相手にボールを持たれてOK
というくらいで残り4試合戦ったほうがよさそうです。
つなごうとしても、攻撃の型がないのでうまくいかないでしょう。
むしろミスが出る確率だけが増える気がします。
テセが戻ってくれば、蹴ったボールを収めてくれることもあるでしょう。
そこから裏に飛び出せれば、少しはチャンスを作れるかもしれません。
そういったゲームプランを崩さないためにも、徹底的に守ることを重視すべきです。