いよいよ残留に向けて残り3試合が再開します。
エスパルスも条件付きですが、勝てば残留の可能性があります。
札幌はジェイの加入によって大きくパワーアップしました。
10月は4ゴール1アシストと大活躍で月間MVPを取りました。
今日の試合でも最も警戒をしなければならない選手です。
札幌の戦い方はシンプルです。
手数をかけずにロングボールを放り込んでくる戦術です。
ポイントとなるのはセカンドボールへの反応です。
相手はその戦い方が明確なので、ロングボールと同時に自信をもって相手陣内に進入していきます。
その豊富な運動量で、こぼれ球を拾ったり、相手ボールになったとしても自由を奪います。
このカタチにはまってしまうと相手に分があることは、これまでの試合で証明されています。
とは言え、今はある程度付き合わなければならないでしょう。
無理につなごうとしてミスをして、そこから失点をしたら元も子もありません。
今のエスパルスを支えているのは
「無失点で抑えられている」
という自信です。
相手のシュートミスに助けられたことは多いですが、結果として2試合連続無失点で抑えています。
もし失点をしてしまうと、チームとして浮足立ってしまう恐れがあります。
絶対に先制点を与えてはいけない試合です。
おそらく相手は二見を狙ってロングボールを蹴ってくると思います。
二見の対応はウィークポイントになっています。
ここをチームとしてどうカバーするかが戦い方として重要です。
ロングボールへのカバーもそうですが、ボールの出し手へのアプローチも大切ですね。
2TOPのメンバーがどうなるかわかりませんが、出し手へに対してプレッシャーをどうか毛ていくかを考えなければなりません。
それを考えると、スタートは金子でいいと思います。
今日の試合のポイントはテセになるでしょう。
ロングボールで押し込まれた状態から、エスパルスの攻撃にするには全線でキープする必要があります。
それができるのはテセになります。
ケガ明けで不安はありますが、体を張ってキープしてもらえなければ、この試合も攻撃の形は創れないでしょう。
我慢する時間が続くと思います。
絶対に失点をしないという強い気持ちで全員で戦ってほしいですね。
この終盤の局面で勝ち点1は非常に大きな意味を持ちます。