残留を決められるチャンスをみすみす自ら手放しました。
試合の入りが気になりましたが、前節の反省から素晴らしい立ち上がりでした。
硬くなることなく、スムーズに試合に入ってチャンスを作っていました。
2本チャンスがあってそこを決められずにいたので、流れが変わる懸念もありましたが、見事に2ゴールをあげるという最高の結果を残しました。
しかし試合はここまででした。
後半は完全に受けにまわる展開です。
特に分岐点は鎌田の交代です。
試合で試した事の無いことをまた大事な試合でぶっつけでやりました。
鎌田は慣れないポジションでのプレーです。
中盤のセンターでボールを受けたことななどないはずです。
その処理を誤り、相手に引っ掛けられてケガをしました。
完全に個人とそれを導いた采配ミスです。
1人少ないシチュエーションで失点することが多いのですが、この試合でも改善されずあっさり失点です。
そしてその後は立て続けに失点をし、降格が決まったチーム相手に2点差をひっくり返されての敗戦です。
これはメンタル的な部分もありますが、そんなことでないことを痛感しました。
最初は良くても最後にはチカラ通りになる
格上と格下の試合を思い出しました。
天皇杯の1回戦や2回戦で見る試合です。
昨日の試合も前半から飛ばしていきペースを握る
後半アクシデントから失点をする
60分以降は足が止まる
終始相手のペースになり逆転される
正にこのような展開でした。
J2降格が決まっている新潟相手に、格の違いを見せつけられた試合です。
今のエスパルスの実力を如実に表した結果とも言えます。
このような結果なので次節の勝利も望めそうにありません。
エスパルスの左サイドの裏を狙えば、ほぼ決定機になることが改めてわかりました。
失点シーンもそうですが、二見の戻りながらの守備はこれまで同様に機能しません。
松原も1対1でクロスを防ぐシーンはありません。
新潟はボランチからの配給の精度が低くチャンスを自ら潰していました。
それでもあれだけやられていたということです。
神戸はその精度は比べものにならないほど上にあります。
穴ともいえるその場所ついていけば、得点は奪えるということは誰の目にも明らかです。
「まだ自力で残れる」
というセレモニーでの言葉が力なさを感じたのは私だけでしょうか。。。。