ロシアW杯2戦目のセネガル戦は2-2のドローでした。
2度リードされる展開でしたが、しっかりと追い付いて勝ち点1を勝ち取りました。
決勝T進出にまた一歩近づきました。
立ち上がりはセネガルの猛烈なプレスにされされました。
また、爆発的なスピードで、サイドを圧倒されました。
日本はシュートに持ち込むことができませんでした。
非常に厳しい立ち上がりであったと思います。
何とか凌ぎきりたかったのですが、またキーパーのミスで失点をしました。
しかし今の日本代表は崩れなくなりました。
まったく慌てることなく、試合を進めていきます。
ここは今の日本のストロングポイントでしょう。
活路はDFラインの裏にありました。
シュートまではいかないものの何度か裏を取れていました。
同点ゴールもまさに裏でした。
長友がなぜあのポジションを取っていたのか不思議ですね。
大迫と同じTOPのラインにいました。
相手DFは対応が遅れました。
遅れを取り戻すためにトップスピードでアプローチに来たのでしょう。
長友のトラップに対してバランスを崩しました。
その後、乾のゴールが生まれますが、余裕を持ってシュートを打つことができました。
見事なゴールであることは言うまでもありません。
セネガルは飛ばしたのか、全くプレスに来なくなりました。
ずっと日本の時間帯が続きましたが、次の得点はセネガルでした。
日本はものすごく集中していたので、この失点で気持ちが切れないか心配でしたが、全くそんなことはありませんでした。
非常に良いチームになったと言っていいでしょう。
ターニングポイントは失点後の、相手のクリアに見えました。
フリーにもかかわらず、ヘディングでタッチラインに逃げました。
相当、日本の攻撃にプレッシャーを感じていたのでしょう。
リードして消極的なプレーを選択したことは明らかです。
ここからは、日本の一方的な展開です。
途中出場の岡崎がつぶれて、同じく途中出場の本田が決めました。
ベテランが期待に応え、采配も当たった形となりました。
短期決戦ではこのことは非常に大切です。
更にチーム力が高まることでしょう。
逆転も狙える展開でしたが、そこまでギアを上げなかったですね。
前に急ごうとするなかで、長谷部がバックパスを使って、落ち着かせていました。
少し消極的な印象もありましたが、チームの指示もあったのかもしれません。
その結果勝ち点をあげ、決勝T進出に大きく前進しました。
ポーランド戦に引き分け以上で、決勝T進出が決まります。