元監督のゴトビ氏が残る契約期間の報酬を払わないのは不当として、損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が行われました。
エスパルス側の答弁書によれば解任には理由があり、支払いの義務はないとして請求の棄却を求めたようです。
解任の理由は
ゴトビ氏は試合に負けた際、八百長行為が敗因だったとして出場した一部選手を名指しして中傷を繰り返した。
やめるよう何度も警告したが従わなかったため解任した。
「ゴトビ氏の責任による契約解除であり、報酬を支払う義務はない」とした。
とのことです。
訴状(ゴトビ氏側の主張)
清水が年間11カ月間、毎月5万ユーロ(約575万円)の報酬を支払うことで契約。
「途中解任の場合は残る期間の報酬を支払う義務を負うとの条項がある」
未払いとなっている15カ月間の報酬の支払いなどを求める。
清水に計82万5000ユーロ(約9487万5000円)の損害賠償を求めている。
とのことです。
エスパルスが主張する「ゴトビ氏の責任」ということを明確にできるかどうかですね。
契約では支払い義務があるとされているようなので、例外であることを証明する必要がありそうです。
3ヶ月分を支払うと提示したが拒否という情報もありました。
エスパルス 3ヶ月
ゴトビ 15ヶ月
これをどこまで歩み寄って和解となるかということですね。
エスパルス側は明確な解任理由となる証拠を出せなければ、主張は弱くなりそうです。
ゴトビ氏側が折れなければ泥沼化するかもしれません。