昨日の試合は相手の運動量に圧倒され続けた90分でした。
湘南の走行距離は122kmです。
中2日⇒中2日
で試合をしてきたチームのものとは思えません。
その勢いにエスパルスは沈黙を続けました。
湘南にとっては思い通りの試合だったと思います。
しかしクロスとシュートの精度が良くなく、無得点に終わりました。
エスパルスにとっては勝ち点1を拾えた試合と言えるでしょう。
決して守り切ったという感じではなかったですが・・・。
ボールを全く繋げなかったですね。
蹴らされて、すべて相手ボールになる感じでした。
中盤で後ろ向きでボールを受けた相手には徹底的に強めのプレスを掛けられました。
そして戻すかひっかけられるというシーンがほとんどです。
特に金子が狙われていましたね。
様子を見ることが多いヨンソン監督にしては珍しく、前半で交代という判断をするほどでした。
ただこれも金子だけではなく、チーム全体の動きが問題であったと思います。
サイドに追いやったときには2~3人は当たり前で、局面によっては5人プレスに来ている場面もあります。
相手の走力に完全に上回られました。
印象としては受けにまわったというのではなく、勢いにのまれたという感じです。
ああいう展開の時に、ためを作ったり、相手DFをはがせたりということができないと厳しいですね。
昨日の試合は存在感がある選手はゼロでした。
ヨンソン監督の退席が一番印象に残ったかもしれません。