エスパルスが目指す姿はご存知ですか?パートナー継続交渉の中のある話

エスパルス

 

今日の記事は試合とは関係ない編成に触れておきたいと思います。

シーズン前、エスパルスの営業から昨年の報告と今シーズンの展望について提案をもらいました。

それを経て2024シーズンもクラブパートナーの継続を決めることとなりました。

 

その中の1つのお話です。

 

エスパルスが目指しているのは「育成型クラブ」です。

しかし昨シーズンはリーグで出場選手の年齢が最も高いチームでした。

今シーズンは強化部が一新し、編成も変わりました。

 

エスパルスが明確に打ち出している目標があります。

もしかしたらあまり知られていないのかもしれませんが…

 

【育成型クラブを目指すエスパルスの目標】

中期目標
「アカデミー卒・新卒選手=エスパルスグロウン選手」の割合が全体の50% 達成

長期目標
「エスパルスグロウン選手」の割合が全体の75%、アカデミー卒選手の割合が全体の50%

※エスパルスグロウンは新卒とアカデミー卒を合わせた数字

 

さて、今シーズンはレンタルで新戦力を獲得してきました。

開幕戦でも十分なプレーを見せてくれました。

しかし多くは外からの選手です。

 

結果としてエスパルスグロウン、アカデミー卒は交代選手を含め5選手出場しました。

6選手/16選手で37%となります。

 

ただスカッド(構成)的には、目標を達成しています。

レンタルバックでアカデミー出身の選手も戻ってきました。

 

現在、登録選手のうち19名の選手がエスパルスグロウン選手です。

これはJ2リーグトップの数字です。

 

まだまだ試合に絡めていませんが、編成的には多くなった2024シーズンとなります。

 

ここからは個人的な感想です。

大熊GM体制では多くの選手を外から引っ張ってきました。

先日の岡崎選手の引退報道をきっかけに昔を思い出しましたが、そのころはエスパルスグロウン選手がかなり多くいました。

 

もちろん外からの補強で結果が出ればよいですが、残念ながら昨シーズンは過去最低の結果でした。

 

個人的にはエスパルスのために戦い、勝利に貢献してくれる選手であれば、新卒でなくても、アカデミー卒でなくてもまったく気にしません。むしろよく来てくれたという想いです。

ただ結果が出なかったときに、チームの目指す姿も見えてこないというのはつらいですね。

予算の優位性だけで場当たり的な補強を繰り返し、チームの軸がなくなった状態です。

 

その点、今シーズンは秋葉監督のリクエストで選手も獲得をしています。

外国籍選手も気づけば残ったのはカルリーニョスだけです。

開幕戦でどんな戦いを目指すのかも示してくれた気がします。

 

記事を書いていたら週末のホーム開幕戦がさらに楽しみになってきました!

 

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コメント

  1. はすき より:

    初めてこの中期計画の存在を知りました。
    育成型クラブを目指しながらも現状としては育成よりもJ1に上がる為に目先の勝ちが欲しいのが本音かな?と思います。
    一部批判はありますが、川谷くんや安藤くんを獲得してすぐレンタルに出すのは有だと思うし、少しでも試合に絡める状況におけるようにするのは以前よりかは意識が変わってきたと感じます。
    秋葉監督は練習で良ければ使ってくれる監督だとも思います。開幕戦の西原くんが良い例ですし、昨年もベンチ入りメンバー結構変えたりとしてましたし。

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