ピータークラモフスキー監督と進む道とは?

エスパルス

ピータークラモフスキー監督就任

篠田コーチ就任

こちらのリリースが同時に出されました。

 

来季の体制が早々に決定した形になります。

このタイミングで決まったことは良いことだと思いますし、必要なことだと思います。

現在の所属選手に対しても、新たな獲得をべ座して交渉している選手にも明確な説明ができます。

 

ではピータークラモフスキー氏はどんな経歴があるのでしょうか?

 

優勝した横浜FMのコーチを務めていました。

分析が得意で、練習メニューも彼が決めていたという話も聞きます。

 

しかしプロでの監督経験がありません。

はじめてのチャレンジがエスパルスです。

この点は大きな賭けになるでしょう。

 

どんな名将でも「スタート」はあります。

その時は全員未知数です。

 

人の脳は居心地の良いストーリーを好むので「実績」を重視したがります。

そのため不安に思う人は数多くいると思います。

 

ピータークラモフスキーの場合、実績は横浜FMでコーチで優勝したというものです。

 

選手経験もありません。

監督経験もありません。

 

ただどこかで結果を残した後では、毎年残留争いのエスパルスの監督には就任しなかったでしょう。

 

経験がない分、新しいチャレンジがしやすいとも言えます。

経験則というのは役に立つことも多いのですが、時に邪魔をすることがあります。

変化に対しての一番の抵抗勢力が「成功体験」であることは少なくありません。

 

その点、初めてのチャレンジなので、どんどん切り替えができるのかもしれません。

ただ経験がない分、直感的に動くことが難しいかもしれません。

もしかしたら、考えていたことが通用しなかった場合、手詰まりになることも想定されます。

 

フロントのサポートも重要だと思います。

はじめてのチャレンジで、それも異国の地です。

 

恐らく孤立することでしょう。

まだ41歳と若いのですし、監督のプレッシャーにさらされたこともありません。

結果が出ればよいですが、結果が出なかった場合大きなストレスを抱えることになります。

 

その時にチームとしてどういうサポートができるでしょうか?

 

に勝ち点のノルマを出したり

エスパルスのスタイルと違う

これらを後出しのようにするのはやめたほうが良いでしょう。

 

篠田さんをコーチに据えることがサポートではないと思います。

いつでも変えることができるというメッセージにも取れます。

 

まちがいなく大きなチャレンジを選択したことは事実です。

このチャレンジに選手たちも乗っかってほしいですね。

もし来季もエスパルスを選択したのであれば、チャンスと思ってほしいですね。

 

新人だから、若手だからというのは関係ないでしょう。

19歳、20歳で主力の選手はリーグでもたくさんいます。

監督が変わるチャンスを全員でつかんでほしいですね。

 

篠田さんが

「エスパルスのチカラになりたい」

とTVでコメントしてくれたのはうれしいですね。

 

監督としての総決算で天皇杯を取りましょう!

 

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コメント

  1. プリンの天使 より:

    こんにちは
    私は新監督がJでの監督経験が無いのが非常に不安で仕方ありません、しかし決まってしまったモノは仕方ありませんしネガティブに考えても意味が有りません、さいとぅーんさんの仰る様にポジティブなポイントも有るのも事実です。
    また篠田さんには感謝しか有りません、勿論勝てない試合が続き最終節までJ1残留を引っ張りハラハラしたのも事実ですが2に降格する事なく踏み留まってくれたのも事実です。
    リーグ途中から指揮をとるのは非常にやり辛いと思います、選手のコンディションが中々上がらない中、上層部からの最低限のオーダー(残留)には何とか応えてくれたのですがフロントのごーるポストを動かす様な意見で評価されなかったのも事実だと思います。
    こうなったら天皇杯で実績を作りフロントに反省させて欲しいですね。

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