【レビュー鳥栖戦】改めて90分のゲームプランが無いことを露呈

レビュー

 

昨日の試合は松岡、原と鳥栖から移籍した選手が間に合いました。

スタメン予想には名を連ねていた鈴木義はベンチ外でしたね。

あとは特別指定の山原選手がいきなりJ1スタメンデビューを果たしました。

 

ピッチにいる選手の半分以上の6人が、在籍3か月の選手です。

そしてヴァウド以外が今年加入した選手で構成されました。

 

前半は「ちゃんとしている」試合に思えました。

 

ビルドアップの出口に片山の競り合いを使って勝てていたので、詰まることはありませんでした。

相手のボールも前から追えていたので、前回の対戦のように一方的に攻められることはなかったですね。

 

その中でもチャンスは作れていて、決めきれなかったですがビッグチャンスも作りました。

 

とはいえ、気になった部分も何点かありましたが、この時点では試合を左右するほどのものではありませんでした。

 

後半の立ち上がりも距離感が良く、サンタナと藤本のつなぎや、コロリが絡んでくる部分は良かったですね。

 

しかし徐々に相手のプレスに押し込まれ始めます。

いつものように右サイドにふたをされ停滞しました。

 

 

そしてウラを取られ始める

左右に動かされる

いいカタチでクロスが上がる

 

その流れで失点を喫しました。

 

先ほど触れた、気になっていた点はクロスの対応です。

自陣の左サイドにボールが出たときに、数的不利を創られていました。

また右からのクロスは、井林、山原の対応の弱さが気になっていました。

 

試合後のスタッツを見たら、両CBの空中戦ビルドがほとんど勝てていない数値でした。

これでは守り切れるはずもありません。

失点シーンは競ることすらできていませんでした。

 

 

昨日の試合で良かった点は62分のコロリのシュートです。

失点後に落ち込まずに、転機となるプレーを出すことが出来ました。

その流れの中、サンタナの同点ゴールが生まれました。

 

これまでは失点を喫して、前に出られない試合が多かったですが、ペースを引き込むようなプレーが出来たのは良かったと思います。

 

結局その後、凄いFKを決められて敗戦となるのですが…。

あのシュートを決められては仕方がないですね。

 

ロストの起点となっていた原と片山を交代したチョイスは悪くはないとは思いますが、代わりに入った選手が機能しないですね。

交代枠を使い切りましたが、チームは失速したまま90分を終えました。

 

上位との対戦でしたが、勝ち点を取ることはかないませんでした。

悪くはなかったと思いますが、90分のゲームプランを持っていないですね。

最終盤になってもこの調子というのは、頭が痛いですね…。

 

早めに1つ勝つことが大切ですね。

 

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