【プレビュー広島戦】「勝ち点3は細い線」だが、エスパルスが手にする条件

プレビュー

 

今日はホームでリーグ第10節が行われます。

 

対戦相手の広島は、今最も調子が良いチームと言っても良いかもしれません。

 

開幕直後は5試合勝ち無しが続きましたが、直近は3勝1分で上位にあがっています。

その中にはエスパルスが完敗した横浜FM戦の勝利も含まれています。

ルヴァンも連勝しているので、公式戦5勝1分0敗と絶好調です。

 

 

従来の広島のイメージは膠着した試合が多いイメージでしたが、現在の広島は全く違うチームです。

攻撃に関するスタッツが全て上位です。

 

シュート数や攻撃回数、30mライン侵入回数など全て上位です。

ただゴール数だけは少ないのですが、ぴったりはまれば大量得点もできるチームです。

 

 

相手は全得点の半数をクロスからあげています。

エスパルスはブロックを作っていてもクロスで決められる場面が多いので、クロスの出し手へ強いアプローチが必要です。

 

高い位置で奪って一気に攻め込んでくるので、また蹴らされることが多くなるでしょうか。

どれだけ耐えられるかが1つのポイントとなりそうです。

 

 

エスパルスの攻撃はどうなるでしょうか?

 

メンバーが戻ってきたことで
「やりたいことが増えてしまい、何も選択できない」
となってはいないでしょうか?

 

中にセフンをいれてクロスを入れていくカタチを続けるのが、シンプルで良いのではないかと思います。

 

サイドで時間を創るために、サイドバックからボランチへの横パスを使いたいですね。

ボランチの組み合わせがどうなるかわかりませんが、白崎や松岡ならそこからボールを動かすことが出来ます。

 

自分たちが狙いをもって戦い続けるためにも、先に失点をすることだけは避けなければなりません。

残念ですが今のエスパルスには、複数のゲームプランを持てるほどチーム戦術を持ち合わせていません。

選手交代で勢いが出たことは今シーズンは記憶がありません。

 

 

先制さえすればスタートメンバーでの守備もプラン通り運べるでしょう。

リードした状態で残り15分を迎えたときに、適切な手が打てれば勝ち点3の可能性もあります。

 

とはいえ両チームのチーム状態を考えると、勝ち点3は細い線なのかもしれません。

 

今日の試合勝てないと4月も未勝利となります。ディープシーブルー月間が悪い記憶しか残りません。

雨の中でも集まるサポーターに勝利を届けてほしいですね。

 

 

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