【レビュー広島戦】試合展開は勝ち点3をとれる流れ、しかし結果はドロー

レビュー

広島戦は2度のリードを追いつかれドローに終わりました。

4月は公式戦未勝利で終えることとなりました。

 

まず印象に残ったのは、交代準備をしている間に2回失点をしているということです。

シーズン通して何度かは見られることはありますが、1試合に2回もやるチームは初めて見たかもしれません。

 

試合の流れや肝となるべき部分が見えていないということでしょうか?

新人監督の経験のなさと言ってしまって良いのでしょうか?

 

昨シーズン13得点をあげたエースであるサンタナが先制点、追いつかれてすぐの勝ち越し点をあげるというのも、試合の流れとしては間違いなく勝ち点3を取れる流れです。

 

しかし追いつかれてドローでした。

むしろ終盤の展開を見れば、ドローで済んだという試合でした。

 

選手個人ではかなり良かった選手も多かったですね。

 

ホナウドはスタッツに証明されるように見ても素晴らしい活躍でした。

イエローカードをもらったために、交代となりましたが軸と考えてよい働きでした。

 

アシストを記録した山原も非常に良かったですね。

結果だけでなく、ビルドアップでも、低い位置でもはがしたり、縦に抜けたりと起点になっていました。

 

シュートミスが目立つかもしれませんが、中山もかなり良かったですね。

もう少しタテに行けると相手の脅威になるのですが、遠慮があるようです。

 

サンタナは言うまでも無く2得点を上げました。

前線からの守備でもかなり走っていて、ブロックをするシーンを何度も作りました。

 

 

個人レベルではかなりポジティブな点が見られた試合です。

何もできなかったという試合ではなかったと思います。

 

 

メンバーがほぼ全員稼働できる中で平岡監督は昨日の18人を選択しました。

スタメンと交代メンバーを含めて、どんな意図があったのでしょうか?

 

唯一狙い通りになったのは、白崎を1列あげたことでしょうか。

サイドの高さでハイボールを収められましたし、タイミングよく中にポジションを取ることでパスの出し先も増やしていました。

山原とも相性が良さそうでしたね。

 

 

一方で広島は両サイドのポケットを狙い続けてきました。

簡単に裏をね合ったようなボールでも、意思疎通が出来ているので、後ろからかなりの勢いで飛び出してこられます。

 

サイドでタテに仕掛ける狙いも明らかでした。

指示としてまずタテを切らせることをしても良かったと思います。

 

エスパルスは同じようなボールを出しても、出されてから動くので相手DFの方が速く対処できます。相手が処理をミスしない限りチャンスになることはほぼないでしょう。

 

1つのプレーですが、チームとしての違いが対照的に見られた部分なので触れてみました。

 

 

最終的にクロスとセットプレーで失点をしていますが、いまのDFラインでは仕方が無いのかもしれません。クロス対応に強い選手たちではないですからね。

 

ロティーナと同じような守備を狙っているようですが、クロスの対応が弱いのであれば、あげさせない守備に変えるべきなのではないかと思います。

 

昨日の試合はセカンドボールを拾えずに、ズルズル下げさせられたことが原因ではないでしょうか。

相手は押し込みプレーを選択してきたのに対して、エスパルスは受けるだけになってしまいましたね。

 

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