開幕戦の3バックシステムはなぜ機能しなかったのか?「あのプレーが原因だった」

エスパルス

 

開幕戦の前半は本当に退屈なゲームでした。

最大の理由は3バックシステムが機能しなかったことでしょう。

 

試合後のインタビューで選手に
「メンバーが変わったために付け焼刃な状態」
と言われるほどのものです。

 

もし今後も続けるならば、大きな改善が必要です。

初見でも見てわかるような穴を挙げてみます。

まずは攻撃面で見てみましょう。

 

 

まず3バックシステムは
「サイドを押し込むこと」
が非常に重要ですが、両WBが終始低い位置でした。

 

サイドを押し上げるためにはもっと相手のブロックを中央に寄せなければならないのですが、簡単に蹴ってしまい、サンタナのキープに託すだけか、つながらない裏へのボールばかりでした。

 

CBとボランチのパスがほとんどないというのも、おかしな話です。

スタッツデータを見てびっくりしました。

 

自陣に7選手が残っている状態にもかかわらず、ショートパスで間に通せないのは厳しいですね。

受け手の動きが少ないのと、そもそもCBが見ていないというのがあります。

 

あそこまでビルドアップに関与できないセントラルハーフは厳しいですね。

白崎不在が響いたようですが、たったそれだけでできないなら、このシステムは採用すべきでなかったですね。

 

またCBが3人最終ラインに張り付いたままです。

相手の攻撃に残っている人数を考えても、もっと持ち上がる場面が欲しかったですね。

またもっと開くなどして、ポジションを動かさないと相手のブロックも崩せないですね。

 

立ち上がりに高橋のミドルがありましたが、あとは自陣のプレーです。

パスの距離や方向ももっと考えてほしいですね。

 

初戦の前半を見ただけでも、機能していないことがわかります。

初見で分かるというのも残念ですね。

 

後半頭からスパッとシステムを変えてきたのはよかったですが…。

もし井林がイエローをもらっていなければ、変えていなかったかもしれませんね。

 

守備面も触れようと思いましたが、また今度にしておきます。

 

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コメント

  1. はすき より:

    距離感の問題はすごく感じました。
    近年のフットボールでは相手のバイタルエリア付近で幅をとると言う言葉をよく耳にします。
    試合を見ていた時はあまり思わなかったですが、主様の今回の記事を読み3CBの距離が近すぎたのではないか?と思いました。
    近いからこそ幅を取れないから近くの選手へ。または困ったらロングボール蹴る。と。
    幅がないからボランチへのパスコースも相手から消しやすい。
    もちろん悪いプレーばかりではないにしろ悪い部分が目立つ3バックだったのかな?と。
    個人的にはポゼッションやるんだったら3でも4でもやる事はたいした変わらないのになぜあんなに出来ないかな。と思います。

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