秋葉監督と前任者が同じ7試合に、数字の違いは歴然、何が変わったのか?

秋葉監督に交代して7試合が終わりました。

前任監督と同じ試合数となりました。

どれだけの差があるのでしょうか?

リカルド 0勝5分2敗 勝ち点5 得点4 失点7

秋葉監督 5勝2分0敗 勝ち点17 得点24 失点4

比べると差は歴然です。

リカルド前監督の勝ち点率は0.7です。

42試合換算すると29です。

昨シーズンに当てはめてもダントツ最下位の数値です。

秋葉監督の勝ち点率は2.4です。

42試合換算すると101となり、過去最高の勝ち点となります。

全く違うチームを率いているわけではありません。

同じチームを率いていてこれだけの差があるというのも驚きです。

もっと言えば山原、松岡を欠いてのチームです。

前任者には単純に言えば、重い鎧を課せられていたということでしょう。

ポジショナル戦術をとっていいるので、基本的にはポジションを離れないことが基本になります。

「正しいポジションを取ってボールを保持していれば勝機が訪れる」
が基本のため、ポジションチェンジや追い越しての飛び出しはほとんどありません。

勝つための戦術というよりは、リスク負わない戦いです。

負けないための戦術といったほうが良いでしょう。

選手のプレーのベクトルが後ろ向きというイメージでしょうか?

プレーの成功率が100%というわけにはいかないので、ミスから一気にボールを運ばれ失点して勝ち点を失う試合が多くなりました。

秋葉監督になりゴールに向かうプレーしか許されなくなりました。

同じパスでも方向と勢いが異なります。

スペースやゴール前に人数をかけるので、ボールホルダーは選択肢があります。

交代直後はパス成功率も下がりました。

チャレンジが多いので仕方がないかもしれません。

しかし直近の試合では成功率が80%を超えています。

それが結果にも出ているということでしょう。

前任者の功績があるとすれば、セーフティだけでなく、つなぐ意識だけはつけておいたことでしょうか?

もしロングボール一辺倒のチームを引き継いでいたら、この結果にはならなかったかもしれません。

このままのペースでいけば勝ち点は89まで伸びます。

10試合で8勝するようなペースでいければ昇格はできるので、目指し続けてほしいですね。

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