エスパルスの今シーズンの失点は言うまでもなく最下位です。
3試合で10失点。
ここ2試合は4失点、5失点です。
普通は大量失点の後は堅い試合をするものですが、守備が崩壊しています。
昨シーズンエスパルスの1桁順位を支えたのは「決定力」です。
航也、ドウグラス、金子の二桁得点トリオの決定率は非常に高かったですね。
シュートに対して19%~20%の決定率を誇っていました。
さて、ちなみに今シーズンのエスパルスの「被シュート決定率」はどれくらいでしょうか?
つまり、打たれたシュートに対して、どれくらい決まっているかということです。
その数値は17.1%です。
昨シーズン20得点をあげたパトリックの決定率より高い数値です。
もちろんこれもリーグ最下位です。
つまりそれだけ得点を決めやすい形で、シュートを打たれているということです。
極端な言い方をすれば、パトリックを超える決定力で攻められていると言い換えられるでしょうか。
これはGK、DFだけの問題ではありません。
前線を含めたチーム全体の守備の問題です。
札幌戦の1失点目、相手のCBからのロングスルーパスで抜けられたシーンなど典型的ですね。
改善の余地はあるのでしょうか。
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