7試合ぶりの勝利で無事に残留を決めました。
来季もJ1で戦うことができます。
昨日は切り替えの早さと球際の強さで相手を上回っていました。
ミスさえなければ失点をする気配を感じさせませんでした。
(何度か致命的なミスもありましたが・・・)
しかしエスパルスのプレーの精度も悪く、中々点が取れませんでしたね。
FKとクロスの精度が特にひどすぎました。
ほとんどが相手GKにキャッチされるボールでしたね。
しかも苦しい態勢ではなく、相手をかわして十分に狙えるタイミングにもかかわらずでした。
このパターンでは得点を取るのは厳しかったですね。
こうなると頼りはドウグラスです。
最近の試合では身体を張らずに、シンプルなプレーを選択していました。
少しやる気を失ってしまったのかと感じるくらいでした。
しかし昨日の試合は違いましたね。
前線で体を張って、ロングボールもほとんど競り勝っていました。
得点シーンは圧巻でしたね。
角度のないところからえげつないシュートを決めました。
両チームの戦術やら何やらを、個のチカラで砕いた一撃でした。
その次のプレーも3~4人ターンかから抜いていき、1対1のシーンを作りました。
残念ながら相手のGKのビッグセーブに阻まれましたが、凄みを感じさせるプレーでした。
試合後のインタビューで来年も一緒に戦うというようなコメントをしてくれました。
リップサービスだけでなく、必ずチームに残ってほしいですね。
リードしてから相手は相当に前がかりになりましたが、サイドでもクロスの対応でも相手を上回っていました。
鳥栖はやはり引き分けでもOKという気持ちがあったのでしょうか?
試合開始から時間を使おうとするプレーも見られました。
もしそうだとすると、失点をしたからと言ってすぐには切り替えられないでしょう。
それができているチームだったら、最終節で残留争いをしていないですからね。
そしてエスパルスも同様です。
リードしてからのプレーの選択がバラバラでした。
良かったのは、相手の帰陣が遅いとみて、ドリブルで何度か持ち上がった竹内のプレーです。
しかしそれ以外の選手が全く上がらず、仕留めるチャンスを失いました。
プレーの選択と精度が悪かったのは西澤ですね。
ルーキーだから仕方がないかもしれませんが、経験不足を感じさせましたね。
繰り返しになりますがドウグラスによってもたらされた残留でした。
このままだと来年は本当に厳しいですね。
エンディングセレモニーでも全員「天皇杯」に触れていました。
まだエスパルスのシーズンは終わっていません。
社長が約束してくれた喜と楽を期待しましょう。
厳しいことも欠きましたが、正直な気持ちはPOに回らなくてホッとしました!