残念ながら7連敗となりました。
開始早々退場者を出し、3失点をして前半でゲームが決まっていました。
昨日の試合は急造3バックのシステムで臨みました。
中断期の練習試合等で試したいたことはありましたが、ヘナトがCBに入るなどぶっつけであることは間違いありません。
開始早々の失点は、不慣れな選手の隙を突かれて点を取られました。
唯人がまた抜きで完璧に抜かれて、クロスを押し込まれました。
CBとWBも含めてエリア内に4人以上いたのに、フリーでシュートを打たれました。
ミートはせずニアに来たボールでも、GKは止められませんでした。
全てにおいて準備不足から起こったプレーです。
5バックなのに裏をとられることは変わりませんでした。
パスの出し手にプレッシャーがかかっていない上に、DF陣も準備できていないので、バンバン裏を通されていました。
5バックのシステムではあまり見られない光景です。
その結果、立田がファールをするしかなく1発退場に追い込まれました。
この時点でリードも許しているし、試合終了となりました。
3バックで臨んだシステムも4バックにせざるを得なくなり、試すことすら許されませんでした。
その後は10人で戦い、前半で3失点です。
全てクロスからの失点です。
前半はエスパルスの方がクロス数は多かったかもしれません。
しかしシュートにつながることは皆無です。
一方横浜FMは簡単に得点を奪っています。
エスパルスはこれまでの戦術を捨てたようにも思えます。
GKからのボールはほとんど前に蹴っていました。
つなぐのではなく、裏のスペースを狙うパスを多用していました。
相手陣内に大きなスペースがあるので、狙ったのかもしれませんが…。
とは言え、これまでやろうとしていたことをすべて手放したようにも見えます。
篠田コーチが指揮を執っているのかと思うほどです。
ただ、その結果何が残ったかといえば、まったく連携が無くなったということです。
ボールを持っていても、ドリブルをするしかありません。
もちろん孤立するので相手に潰され続けます。
すこしプレーの余裕がある場面でも、縦に蹴るだけです。
後半のシュートはまさかのゼロです。
失点をしなかったと言え、相手のシュートミスによるものです。
フリーでのシュートが枠に飛んでいたら、大量失点でした。
唯一光ったシーンは74分の西澤のクロスの場面でしょうか?
逆サイドに誰も走っていなかったので、チャンスとは数えられませんでしたが、良いシーンです。
西澤にボールが出る前に、唯人がサイドから中にボールを運びました。
このプレーにより、相手も中に絞りサイドの西澤が空きました。
ドリブルで切り込みクロスまでもって言ったシーンです。
このパターンをずっとやっていけばよいのですが、2度しかありません。
しかもそれをやっていたのが、高卒ルーキーで初めてのサイドバックを務めている選手です。
このプレーを見て、他の選手はどう思ったのでしょうか?
前から行ってもやられる
後ろでブロック作ってもやられる
シュートも打てない
これでは勝ち点が取れるはずもありませんね。
連敗は今年中に止めることはできるのでしょうか?