チームにとっては湘南戦の勝利が非常に大きかったようです。
立ち上がりから見違えるように、動きが良くなっていました。
ブラジル人プレイヤーの存在の大きさが顕著でした。
トラップからも違いますし、ボールホルダーが孤立することがありません。
特にビルドアップの時のエウシーニョの存在は異質です。
斜め方向へのパス、中央に向けたトラップ、これだけでも違います。
他の選手だとサイドでのプレーがほとんど自陣に向いたものです。
CBへのパス、相手隙を突けないので安全に自陣側へのトラップがほとんどです。
ブラジル人プレイヤーの質が高いので、他の選手たちがどう絡んでいくかが今後の課題です。
唯人が昨日は中盤をやっていましたが、上手くかみ合っていたので今後も期待したいですね。
さてゲームは前線からの守備が機能していました。
相手の運動量の問題もあったのか、上手く前から嵌めることができました。
前半は相手のシュートをわずか1本に抑えたのですが、不運にも決まってしまいました。
あのシュートは仕方がない失点です。
ただそこから相手に少しボールを握られてしまったのは課題ですね。
切り替えなければならないのに、やはり勢いが落ちました。
後半は立ち上がりから元に戻り、しっかりと前から行けるようになりました。
ただミスから失点です。
レオナルド、興梠の2TOPに仕事をさせていなかったのですが、ワンプレーで決められました。
頑張っていたけれど、一瞬で仕留められるのは、現時点での格の違いかもしれません。
60分に主力選手を変えるのは予定通りだったのでしょうか?
その後はチームバランスが崩れました。
アディショナルタイムに相手の弱点であるクロスから1点返しましたが、そこまでです。
試合の大勢には影響はありません。
今後も良い試合をするものの、一瞬のスキを決められる、という試合が多いかもしれません。
それでも進歩を感じられれば良いのですが…。
また勝てないと、プレーの質まで悪くなりかねません。
負けても良かったと思っている節があるのが少し気になります。
公式レビューでも、危機感のあるコメントは立田だけでした。
コメント