11月1日にクラモフスキー監督の契約解除が発表されました。
この報道を待ち望んでいた方も少なくないかもしれません。
それだけ結果が出ませんでした。
25試合指揮を執って
3勝5分17敗
勝ち点 14
得点 31
失点 54
得失点差 -23
勝ち点率はわずかに0.56です。
降格したときとも比べ物にならない成績です。
過去最低の成績と言っても良いでしょう。
開幕戦こそ希望を抱かせる内容だったかもしれませんが、中断後は期待をどんどんなくしていきました。
失点を次々と重ね、攻撃のカタチも見えなくなりました。
システムを変え、選手の配置を変え、右往左往しているだけにも見えました。
結局、ブラジル人の個人戦術だけ、90分の中で何度かカタチになるだけです。
この成績でよいなら、だれでも監督になれると言ってもいいでしょう。
かなりのストレス耐性は必要かもしれませんが・・・
しかしなぜこのタイミングなのでしょうか?
2週間のインターバルがあったので、その前が妥当です。
カタチ上は連敗を止め、2試合連続で勝ち点はとりました。
2試合で勝ち点2はこれまでの成績と比較すれば、かなり良い成績です(笑)
推測ですが、契約期間の75%を消化したことが関わっている気がします。
1月31日までの契約としたら、10月末で75%消化したことになります。
契約条項で契約解除違約金に関する何かがあったのかもしれません。
もしそうだとしたら、優先順位はチームの成績ではないということですね。
目先のお金を優先したということです。
これも重要なことではありますが、プロスポーツビジネスの観点ではどうなのでしょう。
全て推測なので、見当違いかもしれまんせんが。
クラモフスキー監督は
「選手は全て出し切った」
と最後にコメントをしています。
選手のチカラを出しきってあの成績ってことですね。
遠回しに私は悪くない、選手が悪いというように自己養護しているようなコメントです。
初めての監督のキャリアでこの成績では、彼に2度と監督のポストは用意されないかもしれません。
それだけ厳しい結果でした。
大熊GMも
「やろうとしたサッカーのレベルに選手の技術がついていっていない」
とコメントをしています。
では、何を考えて編成をしたのでしょうか?
根本的に間違った方針であることを暗に認めています。
間違いに気づきながらも25試合引っ張ったとなれば、それこそ大きな問題ではないでしょうか?
9試合限定で平岡監督と明言しているので、次の監督探しには着手しているのではないでしょうか?
まずはチームがバラバラ内ならないように、新監督の下で力を合わせて戦う体制を整えてほしいですね。