昨日、天皇杯の決勝が行われました。
56大会ぶりの大阪決戦だったようですね。
結果は鹿島が川崎を下し、リーグに続き2冠を達成しました。
鹿島のリーグ優勝は、年間勝ち点が15差があっての優勝でした。
その結果は適当ではないと思っていたファンも多いと思います。
しかし、そのあとの
クラブW杯の健闘
天皇杯の優勝
この二つで、「リーグ優勝」という結果が正しかった
ということを自らのチカラで証明した形です。
連戦が続きボロボロになりながらつかんだ結果です。
鹿島というチームの哲学を感じるにはいられない結果でした。
決勝では、鹿島はセットプレーから2得点をあげています。
そこでも勝負強さを感じました。
最後の時間の使い方も上手かったですね。
エスパルスが逃げ切るときには、ほとんど責められ続けて、何とか凌ぐ。
というのがほとんどです。
鹿島はそんな時間帯でもカウンターの形がとれるのですね。
余裕をもって、時間を減らすことができていました。
「強いな」という感覚でした。
チームに根付いている「アイデンティティ」の差を感じましたね。
技術とはまた違う差を見せられた気がします。
それは決勝で戦った川崎もそうかもしれないですね。
4回鹿島に優勝の機会を阻まれているようですね。
2017シーズンはこういったチームと対戦できるわけですね。
勝ち点3をとる作業は2016年よりも大変ですが、それだけ価値がありますね。