結局、昨日の試合は新加入選手もケガ明けの選手も間に合いませんでした。
前節で結果を出した選手がスタメンに名を連ねました。
チームマネージメントの観点で言えば、非常に良い選択と言えます。
しかし、結果はついてきませんでした。
前節とはパフォーマンスが異なると言わざるを得ません…。
立ち上がりから守備のアプローチが少し遅かったり、弱かったりで、ゴール前まで簡単にボールを運ばせてしまっていました。
クロスからのボールも競り切れず、簡単にシュートを打たせていました。
ポストをかすめるシュートでしたので、入っていたら早々に試合が決まっていたかもしれません。
一方、相手は前からは来ませんでしたが、サイドにボールが出たところで、複数の人数をかけて奪いに来ました。これは狙っていたのだと思います。
エスパルスのビルドアップはサイドで詰まることがわかっているので、今後の試合も狙われ続けることでしょう。
こんな感じで立ち上がりから相手ペースでしたが、流れを変えるプレーはできました。
11分のカウンターは良かったですね。
松岡が中盤で1人で奪いきるシーンを何度も見せてくれました。
あのプレーは流れを一気に変える力があります。
日本人ボランチが1人で強く奪うシーンは、久しく見ていなかったので、凄く良いプレーに映ったのではないでしょうか？
またサンタナも非常に良かったですね。
自分で競ってマイボールにするプレー
簡単にはたいて味方の前を向いたプレーの創出
メリハリがついていいて、1段階上のレベルの選手に見えました。
これでゴールを決めていればよかったのですが、そこまではいかなかったですね。
しかし結果はシュートを枠に飛ばせず、相手を脅かすことはできませんでした。
70分くらいまでは、相手も単調になっていました。
カタチにこだわる感があり、怖さは無かったですね。
縦のくさびのパスには守備も対応できていましたし、ミスが出ればカウンターのチャンスも期待できました。
しかし、試合を決めたのは交代選手の貢献度でした。
相手は大学生をデビューさせ、見事華々しい活躍を見せました。
一方、エスパルスの途中出場の選手は全く貢献できていません。
指宿はクロスが見えていなかったのか、顔面が吹き飛ばされていました。
宮本は存在感ゼロでした。攻撃の際わざとボールを受けないポジションを狙っているのかという感すらありました。
結局最後まで守備から攻撃の切り替えが遅く、ゴールの期待はありませんでした。
中断期を経ても、この課題は解決できておらず、何度も見せられた、攻撃の迫力を出せない試合でした。
やはり新加入選手とけが人が戻ってくることに期待するしかないのでしょうか…。
下位チーム同士の対戦で、痛い、痛い黒星となりました。
