今年の天皇杯はR16で敗退となりました。
チャンピオンチームの川崎と、4回戦で当たってしまったのは運が無かったでしょうか。
結果1-2で敗退ですが内容はもっと完敗でした。
永井のシュートストップが無ければ、もっと大敗をしていた試合です。
しかしGKの頑張りも、立田が直接失点にからむ2つのミスで台無しにしてしまいました。
1失点目はエリア内で入れ替わられ、倒れながら相手を引っ張りPK献上
2失点目は競っている相手についていけず転んで、フリーでシュートされる
マークについていなくて、遅れて行って出たプレーならまだわかりますが、しっかりついていいるのにあのプレーは正直ないですね…。
それ以外にも昨年何度も見た、CBの間を簡単に取られる場面が何度もありました。
これは立田のポジションの問題だけではないですが、かなりひどい守備でした。
収穫は新戦力です。
ホナウドは45分の出場でしたが、十分に戦力となることを示してくれました。
「ボールを受けて前に出す」という基本的なプレーを普通にこなしてくれました。
特筆すべきプレーでもありませんが、凄くよく見えるほどでした。
これまで同じポジションを務めてきたの選手のプレーの質を感じずにはいられません。
浮き球を処理して前に出せる
斜め前の方向にパスを出せる
競り合いでもしっかり勝てる
ホナウドは基本的なプレーをミスなく見せてくれました。
また一本裏に抜けさせるパスも出せたのも良かったですね。
次節からスタメンで使ってほしい選手です。
コロリは後半から出てきましたが、プレー機会がほとんどありませんでした。
もっと攻撃のプレーを見たかったですね。
ただ、CKでビッグチャンスを演出しました。
ワンステップで蹴るCKで、独特のタイミングでチャンスを作りました。
シュートミスで決まりませんでしたが、武器となることを示してくれました。
あとはユースの菊池君が頑張っていました。
いきなりCBでしかも川崎相手です。
最後パスミスがありましたが、十分やれるところを見せてくれました。
いきなりあれだけできれば、リーグ戦でもベンチに入ってもおかしくありません。
中村もケガから復帰したのは良かったですね。
効果的なプレーは見ることはできませんでしたが、選手層は厚くなります。
新戦力が台頭する姿を見て、もっと頑張るべき選手がいたはずです。
カップ戦が終わったので、エスパルスで出場するのは最後となる選手もいるかもしれません。
残念ながら、そんな危機感を持ってプレーしているようには見えなかったですね…。