今シーズン最後の下位同士の対戦です。
勝ち点と残りのカードの関係から考えても、勝ち点3を取れなければ降格が決まるくらい重要な試合だと思います。
とはいえエスパルスは中断明けで1試合も勝利が無い唯一のチームです。
夏に大量補強したにも関わらず、結果がついてきません。
リードした時間も横浜FM戦の前半の35分間だけです。
あとは劣勢の試合をずっと続けています。
エスパルスは押し込まれると何もできないチームです。
今日の試合もいかに相手陣地でプレーが出来るかがポイントだと思います。
勝てていない時の良い時間は、相手がリードして自陣に引いた時だけです。
仙台も低迷している理由は得点があげられていません。
ボールは保持できない同士の対戦です。
仙台の得点はクロスとセットプレーからです。
しかしエスパルスは57%がクロスとセットプレーからの失点です。
この部分が相手側にかみ合ってしまうと厳しくなります。
普通の戦術であれば、クロスをあげさせないような守備をするのですが、今の戦術では到底考えられません。
サイドはある程度フリーにさせても良い守備をしてます。
ボランチのカバーが無いので、サイドハーフの戻りが遅かったりすると、サイドバックが1人で見ることとなり、簡単に深い位置まで潜り込まれています。
中で跳ね返せればよいのですが、前節のCBの空中戦デュエルはほぼ全敗でした。
鈴木義の復帰もあるかもしれませんが、高さで勝負するタイプではありません。
相手のシュート精度の低さに期待をするしかなさそうです。
攻撃はビルドの出口を取れるかどうかがカギですね。
ほとんどサイドで詰まって蹴ることになるので、中央を使いながらはがしていきたいですね。
相手陣地に入れれば、シュートに至る率は高そうです。
決定率はそこまで期待できませんが、チャンスにはなりそうです。
相手も中盤でミスが出るはずなので、奪ってからのショートカウンターで決めきれると良いですね。
サンタナ、藤本、ベンジャミンではパス交換が生まれています。
不安要素だらけですが、絶対に勝ち点3を取らなければなりません。
期待しましょう。