今シーズン最後の下位チームとの対戦は、何とか勝利することができました。
メンバーに少し変更がありました。
ベンジャミンがメンバー外で、カルリーニョスがベンチに戻ってきました。
また、ディサロもベンチ入りをしました。
立ち上がりにいきなりシュートを打てたのは大きかったかもしれません。
最初ゲームを優位に運べたのは、前線で起点が作れたことが大きかったですね。
サンタナへのマークが甘く、収めることができていました。
他のチームであれば、厳しく来るところですが仙台は甘かった感があります。
ただ立ち上がりが全て良かったわけでもありません。
井林が自陣の競り合いで負けてしまったり、ヨコパスを奪われたり不安定な部分もありました。
藤本も前半はボールに触れるとほとんどミスでした。
選手によっては硬さがあったのでしょうか…。
試合は15分から転機が生まれました。
相手の前からのプレスが少し弱くなりました。
ゲームプランなのかわかりませんが、確実に押し込むことになりました。
そしてついにゲームが動きます。セットプレーから点を取り切りました。
西澤も良いボールを蹴りましたね。
VARだったのか時間がかかるのはやはり嫌なものですね…
守備へ御切り替えのところも、両ボランチが退陣のところで潰してくれたので、エスパルスのペースを手放すことはなかったですね。
決定機にはなっていませんでしたが、クロスをあげられているのは少し気になりました。
中で合ってしまえばそのまま得点につながる場面は創られていました。
後半はリードして入りましたが、少しふわっと入ってしまいました。
相手に押し込まれるようになりました。
しかし得点はエスパルスに生まれます。
藤本がGKまでボールを追いかけて、奪ってそのままゴールです。
藤本の昨日はプレーはピッチが合わなかったのか、ボールが足に収まらずミスが多かった選手です。
しかし走ることだけは続けていました。
ゴールの1つ前のプレーが印象的です。
自陣の左コーナー付近まで戻って守備をしていました。
その献身さが報われたことは、見ていてすごくうれしかったですね。
移籍後初ゴールで、勝利に向けて大きく前進しました。
さすがに2点差になり仙台もかなり前に重心をかけてきました。
そこを突いて裏を取れていたので、試合を決める3点目もかなり期待できる展開でした。
ただ次のゴールは仙台に生まれます。
セット―プレーの流れから失点をします。
その前から押し込まれて、はじいたボールが全て相手にわたっていました。
守備のポジショニングが少しずれていたのでしょうか。
やられるべくしてやられた失点だと思います。
ピンチをその後も迎えますが、オフサイドで試合が止まることが何度かありました。
しかし引いた状態のオフサイドなので、決して狙ったわけではありません。
いつ崩れてもおかしくない状況が続きます。
しかし相手の決定力に助けられました。
権田のセーブもありましたが、何とかしのぎましたね。
仙台は片山のミスパスから始まったロングカウンターの場面で、シュートまで行かせなかったのが勝敗を分けたと言っても良いかもしれません。
数的同数でゴール前に運ばれましたが、シュート打たせませんでした。
あのカウンターで遅らせた守備はものすごくチームを助けました。
原もかわされましたが西澤が戻ってきました。
ビッグチャンスからの大ピンチでしたが、防ぎ切り勝ち点3を手にできました。
簡単に勝てたわけではありません。
また、サンタナのケガも心配です。試合後、救急車が止まっていたので、かなり大けがなのかもしれません。
1つ勝っただけで、まだまだ残留には勝ち点が必要です。
何とかチーム一丸となって、残留を果たしてほしいですね。
