前節下位チーム同士の対戦で、エスパルスは9試合ぶりの勝利を収めました。
連勝と行きたいところですが、4位の神戸が相手なので、厳しい試合になりそうです。
神戸は夏に大型補強をしました。
15得点を上げている日本代表の古橋の穴を埋めるべく、大迫、武藤、ボージャンといったアタッカーを補強しました。
得点こそありませんが、少しずつゲームで存在感を増してきているといって良いでしょう。
武藤は既に3アシストを記録しています。
神戸の得点はセットプレーによる得点の割合が多くありません。
クロスからの得点を中心に、崩し切っての得点が多いチームです。
クロス数は19位と少ないのですが、得点の3割以上がクロスからという特徴があります。
また支配率も4位のチームなので、圧倒的にボールを握られそうです。
この点からも、エスパルスは自陣ゴール前にブロックを作ることになりそうです。
攻め続けてくる相手にどれだけ耐えることが出来るでしょうか?
ラインを高く保てえばよいのですが、前からプレスをかけられる藤本が契約の関係で不在です。
補強した両ボランチは切り替えでは対人の強さを見せてくれますが、引いた場面だとブロックを作る選手のため良さが出てきません。
ある程度ボールを保持して押し込む時間も欲しいのですが、難しそうな試合です。
相手はサイドに出したところを狙ってくるでしょう。
ここでいなせれば前に運べますが、どんな相手でも苦労をしています。
サンタナが元気な姿を見せてくれているので、出場できそうです。
また、サンタナを目がけて蹴るしかなさそうですが、万全ではないので競り合いに強さを見せることは難しいでしょう。
セットプレーから光明を見出したいところですが、神戸の守備はセットプレーには滅法強く、失点がほとんどありません。
前回対戦では勝利目前までエスパルスが優位に進められましたので、良いイメージは持てているかもしれません。
ただお互いメンバーも変わっていますし、前回の試合は参考にはならなそうです。
前回同様、前からプレスが欠けられるかがポイントとなりそうですね。