「一流のCBはサイドバックにパスを出さない」
という記事がありました。
記事の内容はアーセナルの富安に関する番組での発言についてです。
イングランド代表のCBホワイトが富安にパスを出さない件についてです。
富安自身が
「サイドバックへのシンプルなパスは一番最後の選択肢」
と言及をしていました。
エスパルスで言うと、ヴァウドから原に出ているパスです。
この場所で必ずと言っていいほど詰まります。
ただエスパルスの場合、ヴァウドと原だけの問題ではなく、その前にも要因があります。
後ろのビルドアップで、ほとんどが選択肢が無い状況ということです。
私が個人的に目に付くのは、井林のボールの持ち方ですね。
・右足しか使えわないため、ほとんど右側にパスをする
・その場に立ったままボール保持している
相手としてはプレスをかけやすい相手になります。
左はあまり気にせず、動かないので一直線にプレスをかけられます。
直線的な動きなので、スピードにも乗っているため、その勢いでGKやヴァウドにプレスをかけ続けられます。
ここでもう1人連動したら、エスパルスのビルドアップは手詰まりです。
恐らく多くのエスパルスサポーターは情景が想像できると思います。
前節、鈴木義宜が出てきてからは目立って改善されたことを覚えています。
サイドバックへの単純なパスはほとんどなかったですね。
局面だけの話ですが、細かい部分にフォーカスする記事は面白いですね。