今年の天皇杯は例年より一足早く準決勝が行われました。
川崎-大分
浦和-C大阪
決勝は大分-浦和のカードとなりました。
川崎-大分の試合はPK戦までもつれましたが、カップ戦のセミファイナルらしい試合ともいえるでしょう。
リーグ優勝チームと降格するチームの対戦でしたので、戦前は川崎勝利の予想がほとんどだったと思います。
しかし試合は大分がギリギリのところで防いで、延長まで持ち込みました。
川崎が先制するも、CBをトップの位置にあげて、延長戦のアディショナルタイムで同点に持ち込みました。
PK戦を制して大分が決勝へ進出するわけですが、GKを中心とした守りはすごかったですね。
大分としては降格しますし、J3からJ1にあげた監督とも契約が切れます。
「最後の試合」という意識が強く、相手を上回ったのだと思います。
カップ戦ならではの試合が観られました。
エスパルスには来シーズンのルヴァンカップの組み合わせに関わってきます。
川崎が敗れたことで、鹿島のACL出場は無くなりました。
浦和が優勝してACLに出場する場合と、大分が優勝した場合で組み合わせが変わります。
浦和優勝の場合
名古屋、広島、清水、徳島
大分優勝の場合
浦和、FC東京、清水、磐田
順位を当てはめると上記の組み合わせが予想されます。
決勝は19日に国立競技場で行われます。