昨日はトップスコアラーのサンタナのデータに触れましたが、今日はGKについて触れてみようと思います。
Football LABのサイトでは様々なプレーをポイント化しています。
その中で”セーブポイント”という項目があります。
GKがシュートに対してキャッチやパンチングで防いだプレーをポイント化したものです。
エスパルスの権田はリーグランキングで、どのくらいの位置になったのでしょうか?
1位 東口(G大阪)
2位 スウォビィク(仙台)
3位 村上(福岡)
4位 権田(清水)
5位 朴一圭(鳥栖)
権田選手は4位に入っています。
そもそもシュートを打たれなければ、ポイントは加算されないので、やはり下位チームの選手が比較的上位にきています。
川崎 チョンソンリョン選手
横浜FM 高丘選手
上位チームのGKは10位にも入っていなかったですね。
ただトップの東口選手は圧倒的な数値でした。
シュートストップの技術は断トツの1位であることをデータでも示しています。
面白い数値は直近5試合の数値で、権田選手の数値がものすごく低かったことです。
試合結果を見ると監督交代後の被枠内シュート数が限られています。
札幌 3本(失点2)
広島 2本
浦和 1本
C大阪 1本
やはり終盤戦ではクリーンシートを達成しているように、シュートまで至らせていないことが改めてわかります。
権田選手がシーズン当初に
「僕が活躍するのではなく、シュートを打たせない守備が一番」
と言っていましたが、終盤戦は出来ていいたということですね。
短期的ですが1つのモデルは示せたのだと思います。
来季の戦い方のイメージにはなったのではないでしょうか?
コメント
掲示板やエスパルス関連のBBSなどでエスパルスが負ける度に権田選手が叩かれてましたね。「あんなんで日本代表大丈夫なのか?」とか「権田劣化した」「権田足元が弱点」などなど、負けると誰か犯人を探したくなる気持ちわかりますが、権田選手の入団会見の時に言った『僕が活躍するのではなく、シュートを打たせない守備が一番』が物凄く印象に残っていました。
私のあくまでも個人的感想ですが、今季のエスパルスはかなりシュート被弾が多く権田選手の負荷も多かったと思います。その度に権田選手がいら立ちを感じながら指示を出していた様に感じました。DF陣とのシンクロ率が高くなかったのかもしれません。
仰る通り、終盤戦には選手達の『絶対に負けてなるものか!!!』と言う気迫もあってか守備も徹底しており「そもそもシュートを打たせない」体制が整っていたと思います。←これをリーグ戦全試合徹底していたらマジで上位もあったかもしれません。
来季に向けて人員がどうなるのか判りませんが、『先ずはシュートを打たせない』を確立してほしいです。
今年とても悲しい事に25年間エスパルス(GKシジマール選手)が守り続けていた無失点(731分)が名古屋に破られてしまいました。(818分)
この記録を即エスパルスが塗り替えてまたエスパルスが無失点記録に君臨して欲しいです。
橙天使さん
コメントありがとうございます。
GKは1つのミスが致命的になるので、たたかれやすいですよね…。
権田選手は反応速度で対応するタイプではなく、シュートコースを限定して止めるタイプのGKだと自分でも言っていました。
しかし中々勝てない時期では、シュートブロックに行けていないことも多かったですね。
権田選手の貢献はプレーだけではないですし、来季もエスパルスの選手としてプレーしてほしいと思います。