二人の完全移籍が発表されました。
石毛選手 G大阪へ完全移籍
河井選手 岡山へ完全移籍
長年エスパルスでプレーをして、ある種の顔ともいえる選手が移籍です。
怪我やプレースタイルなどで出場機会が減っていましたが、エスパルスを支えてくれた選手たちです。
2人のコメントは胸を打つものがありました。
「歳を重ねるごとにエスパルスでタイトルをとって引退したいという想いが強くなりましたが、叶いませんでした」
「これからのエスパルスを背負っていくアカデミーの後輩たち。エスパルスのユニフォームを着てプレー出来ることに常に感謝の気持ちと誇りを持ち続けてください。」
この辺りのコメントには特に感じるものがありますね。
ただ批判があるかもしれませんが、本当にその想いでやり切れていたのかという疑問もあります。
タイトルを取りたい
エスパルスでプレーをし続けたい
という想いは叶わぬ想いとなってしまいました。
そのためにもっとできたことはあったのではという後悔もコメントからは感じられます。
DAZNのドキュメンタリーで流された、権田選手と同じような行動は取れたでしょうか?
「自分のキャラクターは違う」とどこかで決めつけて、出来ることだけをやってしまった時間を過ごした後悔もあるのではないかと思います。
決して彼らの否定をしたいわけではありません。
これだけの想いを持った選手ですら、自分の想いが叶わない厳しい世界ということです。
彼らが強く望んだエスパルスでの明日を、来シーズン戦うメンバーは手にできています。
強い思いと覚悟を持って去らざるを得なかった選手たちのためにも、強いエスパルスを創っていってほしいと思います。
また違う形でも構わないので、河井選手と石毛選手にはチームに戻ってきてほしいですね。
新天地での大活躍をきたしています。