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【レビュー横浜FM戦】完敗という試合、ここから何かを学びを

横浜FM戦は完敗でした。

0-2でしたがスコア以上の完敗だと思います。

 

相手が外してくれたのと権田のセーブが無ければ大量失点をしていてもおかしくない試合でした。

 

立ち上がりこそ球際に行けていましたし、スライドも走れていました。

守備に関しては全員で対応をしていました。

 

ただ相手のビルドの上手さを考慮してなのか、前から行くことはしませんでした。

 

序盤で気になったのは自陣からのパスの精度です。

これまでの試合で推進力を生みだしていた白崎までもが精度が悪かったですね。

 

連戦の疲れもあったのでしょうか。

気になっていたことが、その後の失点につながってしまいます…。

 

そして相手のプレスに押されて、徐々に長い距離を蹴らされるようになってきます。

特に西村選手のプレスがすごく効いていました。

少し足元に置くだけで、一気に寄せてきます。

 

一方で相手も選手が揃っていない中、良い攻撃を構築してきます。

27分ごろの左サイドを侵入されたシーンは、ダイレクトのパスを数本つないで一気にゴール前まで来ました。

お手本にすべきプレーと言っても良いでしょう。

 

相手は本当に上手く左サイドを使ってきました。

エスパルスのプレスがかかっていない時は、真ん中の底からミドルレンジのパスでフリーの状態を作ってきました。

 

一方でエスパルスのサイドの選手がボールを持った時は、1対3くらいの局面を作らされ、ほとんどバックパスをするしかありませんでした。

 

失点シーンも左サイドのアプローチが遅れて、結局3人くらい遅れたでしょうか。

狙いすましてシュートを打たれてしまい失点です。

 

失点して少し足も止まりましたね。

CBやGKがボールを持った時に、全く出すところがありませんでした。

2失点目も出すところが無く詰められてのものです。

 

立田の判断も悪すぎますが、チームの失点と言っても良いかもしれません。

それでもあのミスはやってはいけませんが…。

 

 

スコアはこのままで試合終了となりました。

 

 

後半は岸本をFWで使う奇策に出ました。

他のアタッカーはどう思ったでしょうか。

岸本自身はよく頑張っていましたが、頑張っていたという評価を超えません。

 

70分過ぎに相手も少し止まりました。

プレーも雑になり始めたころです。

 

ここから80分までの時間に1点返せれば、勝ち点1の芽も出たかもしれませんが、枠内シュートがありませんでした。

本職のFWがいれば取れていたかもしれないシーンまでは創りましたが、GKを脅かすまでは至りませんでした。

 

 

昨日の試合は本当に何もできませんでした。

エスパルスがサイドでボールを持った時に、同サイドの選手の立ち位置が素晴らしかったですね。

前に出すことが出来ず、結局も戻すしかありませんでした。

さらに戻したところにもプレスがかかるので、そこで手詰まりです。

 

 

蹴らせて回収するか、繋ごうとしたところを狙ってショートカウンターのいずれかに引き寄せてきます。

 

もしかしたら昨日のメンバーでは、個人スキルはエスパルスの選手の方が上だったかもしれません。相手はルーキーもスタメンでしたからね。

しかしチームとしてのチカラは相当な差を感じました。

 

敗戦から学ぶものもある段階です。

いい意味でも悪い意味でも、今のエスパルスには明確な戦術がありません。

良いところは相手チームからでも吸収をできると思います。

 

開幕からの連戦もいったん終わりです。

トレーニングの時間をようやく取れるので、整理して3月の戦いに臨んでほしいですね。

 


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