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【プレビュー鳥栖戦】立ち上がりの数分で試合の流れが決まるカード

今日は連戦の最後で鳥栖との対戦となります。

3月に続き4月もエスパルスは勝てていません。

 

鹿島戦 ATに逆転負け

浦和戦 10人の相手に勝てず

G大阪戦 ATに失点し勝ち点3を逃す

 

直近のルヴァンカップでは1-4と大敗をしています。

 

 

一方、相手の鳥栖は失点数が少なくリーグ2位です。

非常に堅いので敗戦もわずかに1とリーグ最少です。

エスパルスが勝ち点3を取るには難しい相手となりそうです。

 

 

まず今日の試合を守備の面から考えてみましょう。

 

エスパルスはおそらくこれまでと同様に、立ち上がりは前からプレスに行くでしょう。

最初5分で相手に蹴らすようなプレスがかけられれば、エスパルスが少しボールを持てるようになります。

ただし外されるようになると、セットする守備を選択するので、自陣に押し込まれ続けます。

 

この辺りはエスパルスの基本的な仕様なので、きっと変わりません。

押し込まれるような展開では、浦和戦のように相手に退場者が出るような展開にならないと、エスパルスのターンはなくなります。

 

鳥栖はボール支配率がリーグ4位でボールを持てるチームです。

プレスがかわされる可能性は少し高そうですね。

 

もしプレスがはまったとしても、垣田を目がけて蹴ることが出来ます。

ヴァウドが競りに行ければよいですが、義宜の方に寄られると厳しいかもしれません。

 

ボランチとサイドの選手も含めた対応が求められますね。

 

 

攻撃では相手のプレスは厳しいので、決まりごとが無いのエスパルスでは繋いでいくのは難しいでしょう。

ただ前節からセフンが稼働できるようになっているのが、かなり大きいです。

 

単純にめがけてけるだけでなく、セフンは裏も狙えるのが大きいですね。

平岡監督が「深み」と呼んでいるように、相手のDFラインを1人で押し込める力があります。

 

ただ気になるのは前節競り勝っているシーンでファールを取られ続けたことです。

正当な競り合いでもファールとなると、接触の仕方を変えなければなりません。

そうすると空中戦で勝ち続けることは難しいかもしれません。

今日の試合はジャッジの基準も気になります。

 

あとは好調の山原がどれだけボールに絡めるかですね。

自分で運んだり、ボランチに預けて上がったりできる選手です。

カットインからのシュートもありますし、決定的な仕事に期待したい選手です。

 

ただ今日の相手だと両ボランチが機能しない可能性もありそうです。

前節はパトリックのプレスが弱すぎたので、自由にプレーできましたが、今日の相手はプレスの強度が強いチームです。

後ろに戻してCBやGKが蹴るという場面が増えてもおかしくありません。

 

 

勝ち点を取るにはアタッカーが枠にシュートを飛ばすことです。

シュート成功率が6.7%とかなり低い数値です。

上手く枠に飛ばして、得点の場面を見せてほしいですね。

 

 

相手の監督も「清水の攻略はできる」と断言をしていました。

自信を持って戦ってくる相手に飲まれないようにするのも重要ですね。

立ち上がりの数分で試合の流れが決まりそうな試合でもあります。

 

 


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