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【レビュー湘南戦】エスパルスのファーストシュートの場面が分岐点

 

久しぶりに勝利しました!それが何よりです。

 

立ち上がりはいつものように前からプレスに行けませんでいた。

相手がかなり昨日の試合用に練ってきたのか、想定と違っていたようです。

アプローチが後手に回り、プレーエリアがサイド中心の湘南に真ん中を使われてしまいました。

 

逆に相手のプレスと競り合いの強度が強く、エスパルスは中々ボールを保持できない立ち上がりでしたね。

それを嫌がったのか、裏にボールを蹴っても前との意図が合わず、ただのクリアになってもいました。

 

 

ただそんな中でもファーストシュートにつながったシーンが良かったですね。

右サイドからテンポよくつないでいいシュートまで行けました。

このプレーで試合の流れを変えたと言っても良いでしょう。

選手たちの自信を取り戻すには十分なプレーだったと思います。

 

 

ただし相手の方が決定機を先につかみました

28分のシーンではエスパルスの守備の弱い部分がはっきりと出たシーンです。

自分のポジションを取ることが優先され、ボールホルダーに誰もアプローチにいきませんでした。

 

 

しかしこの後怒涛の連続ゴールが決まり始めます。

唯人のキープから中山の抜けだしですが、スピードについてこれませんでした。

落ち着いて中山もゴールに流し込みました。あの落ち着きは今まであまり見られなかったですね。

 

先制点のような抜け出すパターンが、試合を通じて何度もありました。

相手のDFのスピードとラインの高さが少しマッチしていないのかもしれません。

GKがかなり高い位置でプレーできる選手じゃないと、この守備では難しそうですね。

 

 

3点目も裏に抜け出してからのグラウンダーのクロスからの得点です。

攻撃の人数と守備の人数が一緒でした。

 

もう2つの得点はゴール前でごちゃついたところから押し込みました。

サンタナが両方とも触っているのは、体のキレが戻ってきた証拠と言えるでしょうか。

 

 

後半の立ち上がりもボールホルダーにアプローチに行けませんでした。

失点シーンも誰も寄せずにクロスが入って決められました。

ただあの角度のクロスで失点するのは良くないですね。

 

正直、昨日の試合は大差がつきましたが、相手の決定力の低さに助けられた部分も大きいですね。

 

 

ただそれでも唯人のスプリントが40を超える数が出てたり、ボランチの2人がデュエル出来ている部分など随所に良いデータもありました。

デュエルの勝率は良くないですが、高い位置ではしっかりとつぶしに行けているということです。

 

あとはセットした守備の時に、誰がどこで行くのかははっきりさせないといけないですね。

上のチームと対戦するときは、致命的な穴になりかねません。

 

 

久しぶりの勝利でスタンドも喜びに満ちていました。

本当に良かったですね。

 


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