相当に試合内容もひどいカタチで3連敗で中断期に入りました。
メンバーを変えて試合に入りましたが、全く機能していませんでした。
前半は前線とボランチの中央の4人の選手が全く動かず、点を取られて負けているにもかかわらず、CBとサイドバックでボールをつないでいるだけでした。
くさびのパスもズレるし、足元だけなので相手も狙いやすく、ほぼすべて相手が奪ったのではないでしょうか?
そこからの柏の攻撃はデザインされていて、見ていて面白かったですね。
柏の攻撃はサイドの高い位置に選手を大外に張らせます。
片方のチームはよくあるのですが、柏は両サイドで高い位置を取り、場面によっては前線に6人が並ぶというシステムでした。
大きく幅を取るので守備もケアをするために動くと、空いたスペースから1つ中の選手が斜めにサイドのポケットの位置を狙って走り出します。
狙える時はそこにパスを出しますし、出せなかった時は裏抜けした選手が作ったスペースに別の選手が入り、30mライン付近でフリーでボールを持てるようになるので、そこにボールが供給されます。
意図した攻撃なので選手の距離感も良く、前向きのプレーができるので、ワンタッチプレーも入りゴール前まで入り込むというものです。
エスパルスの守備は完全に翻弄され、後手後手に回り立て続けに失点をしました。
シュートミスがあったため3失点で済みましたが、あと3点くらいとられていてもおかしくなかったですね。
エスパルスは後半持ち直したように見えましたが、単に裏に抜けさせただけです。
柏のCBが後ろ向きの守備が苦手なのか、競り合って抜け出すことが出来ました。
同じ形で6回ほど決定機がありましたが、1回しか決められませんでした。
しかしチームで徹底できていたかも疑問です。
セフンとコロリが裏抜けで勝っているのですが、片山はサイド唯人を走らせるパスばかりでした。
もっとCBと競らせたほうが良いことは明らかですが、1人だけ違っていたように見えます。
得失点差でギリギリ16位で中断期を迎えることになりました。
ドンドン弱くなっていくチームですが、浮上することは出来るのでしょうか。
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