エスパルスは中断期に監督を交代し、再開初戦で勝利を収めました。
システムを可変にし、サイドバックやボランチ(インサイドハーフ)の動きに少し変化があったように見受けられます。
天皇杯があり過密日程となり、フルでトレーニングは出来ていないかもしれませんが、今節は新監督の色がもう少し出てくるかもしれません。
前節の福岡戦では追い越す動きだったり、プレスバックだったり、ボールがあるところでの動きが目立ちました。
走行距離とスプリント数も多い印象も受けましたが、実際には今シーズン走行距離は一番短くなっています。
合わせてスプリント数も一番少ない回数です。
監督交代前の柏戦と比較しても、走行距離は10kmほど少なくなっています。
またスプリントも50回近く少なくなっています。
スプリントに至っては横浜FMと比べると約半分です。
走らないチームになったとは言いませんが、動きを最小限にとどめた結果となっています。
走行距離=運動量とはなりません。
無駄な動きが多ければそれだけスプリントも走行距離も伸びます。
今節では走行距離の変化を見てみるのも良いですね。
スタイルの変化を如実に表すこととなるかもしれません。