今日は30周年記念試合です。
この試合はオリジナル10同士かつ、集客を見込める関東圏のチームとの試合を希望してリーグに打診をし実現したようです。
そして相手は首位の横浜FMです。
興行的には良いですが、試合的には厳しい相手ですね。
直近では4連勝ですし、10試合を見ても7勝1分2敗です。
横浜FMは現在断トツの攻撃力を誇ります。
エスパルスの倍近くの得点を上げています。
得点パターンはクロスとセットプレーです。
この2つのパターンだけでエスパルスの得点数を超えています。
一方エスパルスの失点パターンも上記の2つで40%を超えています。
得失点のパターンだけでも相性の悪さは明らかです。
監督が変わってリーグは2試合戦い、失点数はともに1です。
しかし権田のセーブによって救われているシーンがたくさんあります。
得点力の高いアタッカーがいる相手では、さすがに止め続けるのは難しいでしょう。
ボールウォッチャーになる瞬間がありますし、ボールホルダーに強く行けないシーンもあります。首位相手に同じプレーをしたら確実に決められるでしょう。
攻撃ではエスパルスはシュートまで行けずに苦労をしています。
DFの4枚を低い位置に配置して中央のスペースを空けて、中盤の選手が上手く使おうとしていますが、プレスをかわせずにけることが多くなっています。
横浜FMとの前回の対戦では、前からのプレスの圧力をもろに受け、終始相手のターンでした。
工夫をしないと複数得点差をつけられるまで、ずっと相手のターンになる可能性があります。
中盤の選手にボールが出たとしても、相手は狙ってくるでしょう。
もしそこで奪われたら、押し込まれた状態のまま、中央で前向きに相手ボールになります。
一瞬で大ピンチのカタチになってしまいます。
これまでと同じままだと、相当厳しい試合になるでしょう。
監督の引き出しに期待したいのですが、上手く出せるでしょうか。
就任後初めて1週間のトレーニングの時間があったので、出来ることが増えていることに期待したいですね。
相手は首位ですが自動降格圏に沈んでいるので、勝ち点1でも取りたいところですね。
国立でのいい思い出作りで、30周年記念試合を終わらせてほしくないですね。