30周年記念マッチはイベントとしては大成功といって良いでしょう。
試合後には演出などにも触れられ、サッカー界以外でも取り上げられました。
無料チケットで初めて観戦に来た人や、久しぶりに来た人も多かったようです。
今シーズンJリーグ最多動員も記録しました。
賛否が分かれるかもしれない行動が、試合後の横浜FMサポーターに対して、エスパルスの選手たちが挨拶に行きました。
天皇杯で社会人や大学生のチームと対戦した際には見られることはあっても、Jリーグで見ることは通常はありません。
エスパルス側だけの視点で見れば、
「もし勝っていても同じことが出来たのか?」
という疑問があるかもしれません。
ただあのシーンはビジョンにも出ていたように
「Jリーグを観戦いただきありがとうございました」
ということでした。
いきなりのことで理解しきれない人もいたようなので、もう少し説明があっても良かったですね。
初めて見た人たちには
「戦いの後の素晴らしい光景」
に映ったかもしれません。
タラレバですが、もしエスパルスが勝っていたとして、横浜FM側に挨拶に行ったとしたら、どんな雰囲気になっていたのでしょうか?
相手側から拍手をもらえたでしょうか。
興行としては大成功でお祭りの余韻に浸ってしまう感もあります。
しかし、順位表を見ると一気に目が覚めます。
危機感しかありません…。
明後日の試合は裏天王山で、負ければ最下位に転落します。
もし落ちてしまうことがあれば、降格圏を脱出するのは本当に苦しい道のりとなるでしょう。
下位チームとの3連戦で非常に重要な試合が続きます。
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