今日はE-1選手権が火曜日から行われる関係で、当初の予定より1日前倒しでリーグ戦が行われることとなります。
前節、名古屋戦で勝利したことで、今シーズン初の連勝へと期待がかかる報道もありました。
しかし今日の相手は調子を取り戻した浦和です。
自動降格圏に沈むエスパルスにとっては、非常に難敵といって良いでしょう。
浦和は7戦連続で引き分けるなど、中々勝利できないチームでした。
しかし直近5試合で3勝2分とかなり良い調子になっています。
最大の要因は得点が取れるようなったことです。
モーベルグが得点を量産しています。
戦術のこだわりを良い意味で手なばなしたのか、個人の仕掛けやロングボールと多用するなど、チーム戦術より目の前の勝ち点を優先してきたいる感があります。
結果として出てきているので、非常に厄介な相手となりそうです。
エスパルスも前節はシステムをけて逃げ切りを果たすなど、チームとして4試合ぶりの勝利をつかみました。
ギリギリ残留争いに踏みとどまっています。
リカルド監督になって5試合戦いましたが、良い時間帯はCBが前にチャレンジできています。
逆に相手にプレスをされて、重心が後ろに傾いた状態だとボールを運べなくなります。
引き付けてロングボールで裏を狙う
外に開いて開けたスペースに受けに来たサンタナに当てる
これらを使い分ければ、自分たちのリズムを取り戻すことも出来ています。
一番大切なところはゴール前の守備です。
前節も無失点でしたが、アプローチが弱くかなり危険なシュートを打たれていました。
スペースやプレーを選択できる時間を与えると決めきられてしまいます。
サイドの選手が戻り切れば、誰か1枚強く行くことも出来ます。
守備ではさぼることが無いよう90分続けてほしいですね。
勝ち点が積みあがらない最大の理由といっても良いですからね。
片山が出場停止なのでDFがどうなるか心配です。
立田が戻ってこられれば良いのですが、いないと面子的に厳しそうです。
土砂降りが予想されていて集中しにくいゲームかもしれませんが、もう後が無い状況なので何とか勝ち点を取ってほしいですね。
7月のホームゲームのどちらかで勝たないと残留は厳しそうです。