鳥栖戦は怒涛の反撃を見せたということになるでしょうか?
しかし3失点してはさすがに勝ち点3をとることは出来ませんでした。
GKとDFの自らのミスから招いた失点だっただけにもったいなかったですね。
コロナの影響をもろに受けた結果となってしまいました。
初めての組み合わせということもあり、サイドの守備が立ち上がりから不安定でした。
左サイドは裏を取られまくりましたし、右サイドは競り合いで全部負けていました。
さらにGKとCBのビルドアップが不安でしかありませんでした。
近くの選手にしか出せず、結局蹴るだけになりました。
サイドにつけるパスも浮き球となり、簡単に相手に詰められていました。
CBのプレッシャーが無い場面では、必要以上に持っているので、前線に5枚なら部下たちになっていました。
それ自体は悪くないのですが、ボールが動いていないので、選手たちも動けず距離感が非常に悪かったですね。
ロングボールを蹴るか、中途半端なパスで相手ボールになってしまい、観ていて非常にストレスがかかる試合でした。
そのプレーの中でもたもたしているうちにボールを奪われ、2失点目を喫するという最悪の展開でした。最低限の仕事も出来なかったといって良いでしょう。
3失点目は単純なミスです。
キックをそのまま相手に渡してしまい、エスパルスの選手は松岡しか切り替えが出来ず、簡単に決められました。
全てもったいない失点でした。。。
(この記述は間違いでしたので修正しました。ご指摘ありがとうございます。)
ただ希望は後半になって修正できたことです。
強い指示が出たのか、CBがボールを長く持つことが無くなりました。
とはいえGKに戻すプレーばかりだったので、展開がされませんでした。
一気に3枚の選手交代で、攻撃に勢いが出ました。
守備で苦労していたサイドの選手が奮起して、ゴールシーンの起点となりました。
山原のドリブル、片山の競り合いから1点目と3点目が生まれました。
ゴールシーン以外でも決定機がいくつかあったので、決めきれていれば逆転の目もありました。
ただ前半から相手の中央の守備が緩かったので、もっと効果的に攻めれたはずです。
サンタにくさびが入ったとき、前半はノープレッシャーでプレーが出来ました。
裏へのロングボールしか選択できないCBの拙さが結果に影響したと思います。
浮き球で競らせた際は、相手はホールディングをして引き倒す守備でしたが、昨日はファールを取ってもらえなかったですね。
サンタナは相当ストレスがたまる試合だったと思いますが、同点ゴールが決められて本当に良かったです。
単独最下位のままなので、結果は喜ぶことは出来ません。
残留争いをしているチームとの対戦で全勝すれば、残留は自力で出来るでしょう。
その期待をさせる攻撃の迫力は見せてくれたと思います。
2得点以上1失点以下の試合を後どれだけできるかが、最終勝ち点のカギですね。