残留争いチーム同士の「6ポイントマッチ」で見事に勝利しました。
本当に大きな勝利で、順位も暫定12位まで浮上しました。
前々節までは最下位でしたが、連勝で浮上させてくれました。
G大阪もかなり集中しており、全体のペースとしては相手にあった試合かもしれません。
エスパルスは立ち上がりから、少し選手間の距離が遠く、パスやプレーにずれがみられました。
ただ守備陣が非常に集中しており、CBには下位チームとは思わせない安定感がありました。
また、手詰まりの状況でもロングボールで打開できるのは、個のチカラの高さだと思います。
そんな中で一本のくさびからビックチャンスを作りました。
ピカチュウが押し込めなかったのは、最後に決めていなかったことが尾を引くのではと思わせるほどのビッグチャンスでした。
CKからもバーをたたく場面を作るなど、ペースは握られながらもゴールに迫っていったのはエスパルスでした。
試合の転機は60分からでした。
お互いにカードを切ってきました。前回対戦はカードの選択で勝ち点2を失いました。
G大阪は若手選手の決定力のなさが、得点を奪えない要因でした。
その前までのプレーは非常に良いのですが、決定機で決めきるプレーが出来ていません。
守備のプレスも非常によく、チームとして貢献をしていました。
ただ最後には実績のある選手を入れ、組織ではなく個のチカラで勝負をしたG大阪でした。
しかし最終的には、機能せず連携が失われ、勝ち点を取り逃す結果になりました。
そして昨日の試合はエスパルスが上回りました。
途中交代で入ったカルリーニョスが1G1Aの活躍です。
先制点を奪ったのも途中出場のコロリでした。
ベンチのカードがかなり良いのもありますが、的確な采配で勝ち点3をつかみました。
前回対戦の悪夢を払しょくする見事な勝利です。
プレビューでポイントとしたクロスの場面はほとんどありませんでした。
サイドのプレーを相手はかなりケアをしていたのでしょうか?
しかしショートカウンター2発で沈めました。
得意のパターンでなくとも、試合を決められるというのはかなり良い傾向です。
2連勝してしかもクリーンシートが続きました。
大きな自信を手にしたのと同時に、まだ引き出しがあるということです。
このメンバーで今シーズン、全ての試合が出来れば崩れることは無い気がしてきました。