昨日の試合はアディショナルタイムで追いつかれて引き分けとなりました。
失点した時間が時間なだけに、勝ち点2を落とした印象があるでしょうか?
しかし上位チームで、前回完敗した相手に互角以上の戦いができたことは評価できるでしょう。
残留争いを考えれば貴重な勝ち点1だと思います。
前半は完璧とも言えるくらいのエスパルスの試合でした。
ピンチと言っても枠外のミドルシュート一本だけでした。
一方でエスパルスは立ち上がりのセットプレーからの得点を含め、何度も柏ゴールに迫っていました。
勝ち切れなかった最大の要因は、追加点を取れなかったことですね。
ブラジル人たちがユニットとして機能をしていました。
サンタナもカルリやピカチュウのフォローがあることが分かっているからか、ものすごく前線でのキープ率が高まっています。
開いてDFが寄せてきてもボールを失いません。
カウンター気味にスイッチが入ったときも、3人が必ず速いスピードで前に向けてプレーをしていきます。
攻撃のパワーや迫力がものすごく感じられるようになりました。
昨日の試合はその3人に、乾、山原、片山が上手く絡んで、ゲームを支配していました。
前半はビルドアップの時に白崎を右サイドに下げて、片山をフリーにさせるやり方をっていました。途中から止めましたが、細かいながらも新たな様々をしていましたね。
後半は残念ながら柏のペースでした。
頭から3人替をえしてくるなど、ネルシーニョ監督の勝負勘はさすがですね。
プレスをまともに受ける形となり、中々ボールを運べなくなりました。
その中でも決定機はあったので、やはり決めていればという試合でした。
柏の決定機を権田が止めていたのでリードできたと言えば、そういう内容でもありました。
交代選手の強度の違いも顕著に出た試合かもしれません。
コロリは右サイドでGKからのボールを、ほとんど競り勝ってボールを前に運ぶ役割を果たしました。
ホナウドは相変わらずのデュエルの強さで、単騎で攻撃を跳ね返していました。
しかし北川、後藤、宮本はそれぞれ出場時間は異なりますが、チームに活力を与えることはできませんでした。
最後の失点シーンも直接絡んだとはいいがたいですが、宮本がボールウォッチャーになってみることもできます。
最後の場面ですし、首を振って寄せることができなかったのが悔やまれます。
相手は交代出場の武藤が決め切りましたし、最後に差が出たのでしょうか。
下位チームが軒並み勝ち点を落としたなかで、勝ち点1を拾い11位です。
次節以降にも期待が持てる内容と言って良いでしょう。
次節は重要な下位チームの直接対決です。
しっかり準備をして勝ち点3を取ってほしいですね。
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