今節も残留争いチーム同士の対戦です。
湘南戦のラストプレーで勝ち点2を落としてしまったため、今節がさらに重要度を増しました。
エスパルスは9月の2試合は、10人相手に敗戦、残留争いチーム相手にミドルシュートしか打てないという結果で、明らかにパフォーマンスが低下しています。
一方で対戦相手の福岡も、8試合勝利が無く2分6敗とリーグで最も勢いのないチームです。
福岡は今日から3試合が残留争いチーム同士の対戦が続きます。
残留には3連勝が絶対条件となりそうなので、今日の試合には相当な覚悟で臨んでくることでしょう。
福岡は守備力で残留ラインより上に居続けてきました。
しかし現在は8試合勝ち無のうち7試合で失点をしています。
得点力があるチームではないので、失点をしてしまうと厳しいチームです。
得点が取れない理由は、中央からのショートパスでしか点が取れないからです。
クロス数はリーグ2位ながら、そこからの得点が少ないです。
エスパルスもクロスからの失点は多いのですが、中央を崩されるくらいならサイドに追いやる守備をした方が良さそうです。
エスパルスの瀬間については京都戦から対応された感があり、上手く行かない時間も多くなるでしょう。
相手のボール支配率がリーグ最下位でも、保持しながらゲームをコントロールするのは難しいかもしれません。
ATの失点が目立ちすぎるので、終盤までに複数得点差をつけておきたいですね。
1点では追いつかないとなれば、相手の強度も下がるはずです。
サンタナを十分すぎるほど警戒してくるので、2列目以降の選手から得点が生まれると勝機が見えてくるでしょう。
今日勝ち点3をとれなければ、最終節まで残留争いをすることが確実となります。
逆に勝利すれば、自動降格は無いといっても良いでしょう。
本当に重要な試合となります。