本当に厳しい敗戦となりました。
8試合勝利なしで17位の相手に、初の逆転勝利を献上しました。
残留争いをしているチームの対戦らしく、お互いのプレーの精度が低かったですね。
福岡は守備はしっかりしていますが、前方向のプレーの精度が低かったですね。
エスパルスはボールホルダーが孤立し、ミスを連発して自らがカウンターの起点となっていました。
そんな中、ラッキーな形で先制点が生まれました。
エリア内に2人入ったことで生まれた先制点です。
しかしその直後のジャッジがおかしかったですね。
結局、FKの同点ゴールにつながったファールも、ビデオで見たら微妙でした。
その前の乾のファールもノーファールだった気がします。
勝ち運を持っていないチームは、そんな流れであっさり失点をします。
終始相手のプレーが荒かったので、審判はもっとコントロールしてほしかったですね。
エスパルスとの相性が悪い主審とVAR担当なので、余計に感じたのかもしれません。
失点には2選手が特に絡んでいました。
危機感が無いのか非常に淡白なプレーで、役に立っていないですね。
判断もポジショニングもおかしく、相手の決定機にもほとんど絡んでいました。
ただ、監督も動けませんでした。
流れが悪いことがわかっていても、点差を広げられても動けないですね。
交代選手のプレーの質を見たら動けないのも仕方ないのかもしれませんが…。
サンタナをマンマーク気味で抑えてしまえば、今のエスパルスは抑えられます。
8月はサイドのプレーが効いていましたが、今はボールを持てばほぼロストです。
中央への選択肢を消したうえで、サイドにプレッシャーをかければほぼ奪えます。
そこでサンタナが外に出ることがあれば、攻撃は手詰まりとなります。
終盤でもボールを持っていましたが、立田がドリブルで相手をかわすしか、手が無かったように思えます。
交代選手も何もできずに、セットプレーで決定機を1回作っただけでしょうか。
2得点取りましたが、クロスがそのまま入ったのと、少しラッキーなPKです。
今はラッキーか、スーパーゴールでしか得点が入りません。
17位で8戦勝ち無しと、リーグで最も勢いがないチーム相手に、先制点をもらっても何もで傷に敗戦というのでは、今後の勝ち点の積み上げは難しそうです。
残念ながらポイント32では残留は厳しいでしょう。
「覚悟を決めなければならないのでは?」と思わせる結果と内容でした。