第32節の結果から言うと残留争いチームの中で一人負けとなり、自動降格圏に落ちる結果となりました。
正直言って、昨日の川崎は上位チームの力強さは感じませんでした。
どこからでも一発でチャンスを作ってこられる怖さは無く、右サイドの家長と山根のフリーランニングしか狙いどころがに無いようにも見えました。
エスパルスも相手のプレスに簡単に蹴らないように意識をしてつなぐようにしました。
しかし、多くの選手のプレーのベクトルが前に向かず、全く効果的ではなかったですね。
まるでボールをつなぐことが目的かのようです。
1失点目は既に権田は怪我の影響があったのでしょうか？
セットプレーからの跳ね返しを拾われ、ミドルシュートを決められます。
コースはほぼ限定されていたので、あのシュートは止めて欲しかったですね。
後半にGKが後退しるアクシデントがあり、選手たちにスイッチが入ったように思えます。
縦に行くプレーが見られ、川崎相手に逆転に成功しました。
ここまでは非常に良かったですね。
しかし立田のミスキックをきっかけに流れが変わります。
サンタナも自陣ゴール前にまで戻るようになり、後ろに重心がかかり始めます。
何度も見た失点につながるパターンです。
そして守備の連係などから2分間で2失点を喫します。
勝ち点を取らなければならない状況でしたが、ピッチ上からその熱を感じることはありませんでした。
当然そのまま相手ゴールを脅かすことは無く、試合終了となりました。
一番気になったのは、悔しそうにしている選手がいたのかということです。
ゴール裏の席から見た限りでは感じませんでした。
サンタナも負けている状態での交代となりましたが、ゆっくり歩いて交代をしていました。
チームとして
「絶対に勝とう」
という雰囲気はまるで感じませんでした。
もしかしたら、すでに契約のことで動きがあり、来季のことが決まっているのでしょうか？
とまで勘繰りたくなる雰囲気でした。
未消化試合の静岡ダービーで勝てなければ、自力の残留の芽が消えます。
そうなれば恐らく自動降格となるでしょう。
いよいよ崖っぷちの状態となりました。
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