いよいよ残留をかけた静岡ダービー当日です。
お互いに勝ち点3をとらなければ残留は厳しい状況です。
ダービー云々と言っていられる状況でもないというったほうが適しているかもしれません。
まずエスパルスは、メンバーが揃いそうで良かったです。
川崎戦ではケガで2選手がピッチを離れました。
権田もカルリーニョスも全体練習に参加しているとのことなので、今日の試合には間に合っていることを期待したいですね。
カルリーニョスに関しては、練習再開時に合流しているので問題ないでしょう。
磐田は最下位のチームなので、スタッツはかなり悪いですが、パス数だけは中位です。
効果的なパスを出せていない証拠にもなりますが、自陣やブロックの外でボールを持つ時間は相手の方が多いかもしれません。
そこからスイッチを入れるパスが必ず入りますが、そこで奪うことがエスパルスの基本的な戦い方になるでしょう。
相手のミスやDFのアタックでボールを奪ってから、手数をかけずに相手ゴール前に運びたいですね。
イメージとしては前節、カルリーニョスが左サイドを一気にドリブルで上がったシーンです。
相手が整う前に、白崎もロングランをしてゴールを奪いました。
直近の試合で結果が出ているので、選手間のイメージも共有しやすいでしょう。
そういった意味でも、今日の試合のキーマンはカルリーニョスだと思います。
今のエスパルスでJ1レベルの推進力を持っているのは、カルリーニョスだけだと思います。
ロングカウンターだけでなく、中盤でボールをひっかけて、ショートカウンターでしっかりとゴールを決めて欲しいですね。
磐田はクロスから21失点もしているので、サイドを突ければ得点は絶対に奪えます。
耐えきるというのは今シーズンのエスパルスには期待できません。
複数得点差をつけて、アディショナルタイムに入ることが勝ち点3の条件です。
最後まで得点を狙ってほしいですね。
そして自力残留の権利を手にすることが最低条件です。
実現できなければ、来季の舞台はJ2でしょう。