開幕戦はスコアレスドローに終わりました。
J1の開幕であれば「決めていれば」という印象だったかもしれません。
しかし昨年J2で13位で監督が代わったばかりの相手に、引き分けという結果です。
スタンドからブーイングが出るくらいなので、納得している人は少ないでしょう。
その開幕戦では14,000人を超える観客を動員できました。
チケットの売れ行きが良くなかったので、もう少し少ないかとも思いましたが、J2の試合では1位の動員数です。
1万人を超えたのは4チームです。
清水 14,000
徳島 12,000
長崎 11,000
磐田 10,000
動員でもエスパルスはトップをとることができています。
しかし、今後の動員は厳しくなるかもしれません。
理由は
「やっているサッカーが面白くないから」
です。
エスパルスが低調だとしても、相手チームのプレーが良ければ見どころは増えます。
統制の取れた戦いや、局面での崩しなど、意図のあるプレーです。
ただし、J2ではお互いに場当たり的なプレーが多くなります。
チャンスでもシュートが枠にいかないシーンは非常に多くなります。
得点以外の見どころが少ないのがJ2の試合です。
水戸戦では1試合が非常に長く感じました。
特に前半は「まだ20分か」という印象で時計を見たことを覚えています。
試合自体が面白くないので、得点シーンが増えなければ見どころが減ります。
エスパルスが複数得点をあげ続ける状況でなければ、動員はどんどん減っていくことでしょう。
2016年も8節の試合ではわずか6,000人の動員でした。
天気の影響もあったとはいえ、かなり少ない数字が現実として突き付けられています。