今日の記事も開幕戦の振り返りをしたいと思います。
昨日は攻撃面に触れましたが、今日は守備についてみていきましょう。
まず守備では
「ボールを失った後のプレス」
が全く見られませんでした。
シーズン前のトレーニングでは
「6秒追いきる」
をテーマに取り組んでいましたが、開幕戦では見られませんでした。
とはいえ、失った瞬間にブロックを創るというものでもありません。
チームとして機能をしていたとはいいがたいですね。
前半のプレーでボールを失った後に、ホナウドと松岡が追わずに、一気にゴール前まで運ばれました。
最後のクオリティが低いために決定機になりませんでしたが、決められてもおかしくありません。
勘所がないというか、選手の入れ替えを行わなければならないと感じるレベルのプレーでした。
またCBが裏を取られないように気をつけすぎていました。
相手FWが裏に走ると、CBがついていきます。
ラインが下がっただけで、中盤やサイドが動かないので、中央に広大なスペースができています。
相手がついてこなかったので、これもピンチにはなりませんでしたが、今後の狙いどころにされる部分でしょう。
また3バックの強みがありません。
3枚いるので1枚はチャレンジできるはずですが、構えてしまいました。
もっとくさびに対して、CBが強くいくべきです。
一度下げさせられているので、距離があるのも影響しているでしょう。
アプローチが遅いため、相手も半身になれているので、入れ替わられるシーンが何度もありました。
選手の競り合いの強度ではなく、アプローチが遅いことが原因でしょう。
あとは井林が厳しかったですね。
高橋がつり出された後、1対1で簡単にシュートまでいかれていました。
たまたまではなく、簡単なフェイントで1メートルくらいあけられてしまいました。
3バックの真ん中であればと思いましたが、正直厳しいですね。
私が相手チームの監督だったら、徹底的に突いていくでしょう。
サイドで高橋や義宣をつり出すようにして、間に飛び込ませればチャンスになります。
あの出来だとメンバーを変えるのか、3バックをいったんあきらめるかの選択が必要だと思います。
後ろに下がってスペースを埋めたがるのは、ロティーナの時からですね。
前との距離を詰めて、スペースを埋める意識が欲しいのですが、シーズンインしてからは厳しいでしょうか。
5節までは週一ペースの試合なので、まだ修正が可能でしょう。
しかしそのあとはミッドウィークの試合も入ってくるので、コンディション調整が中心です。
次節で変化を見せてほしいですね。