エスパルスは先日のルヴァンカップ初戦では3得点を挙げ勝利しました。
リーグ戦では3試合でわずかに得点が1でした。
これまでのうっ憤を晴らすような試合でした。
もちろん勝ち点3を手にするには得点が絶対条件です。
川崎戦は2失点しながらも、3得点を奪ったので勝ち点3をとることができました。
エスパルスの今の大きな大きな課題は、いかに得点をとるかということです。
Football LABのサイトでは
「ゴール期待値」
という指標が出されています。
エスパルスはゴール期待値が1.261で11位です。
毎試合1点以上のゴールが期待できる試合をやっているということです。
しかし実際はリーグワーストの1得点です。
その1得点も狙ったものではなく、ディサロのゴラッソでした。
次節は首位の大分との対戦ですが、自陣にブロックを創ってくるでしょう。
エスパルスはこじ開けてゴールの期待値を高めていく必要があります。
ただし川崎戦の得点は相手陣地にスペースがあって生まれたものです。
固められた守備陣を壊していく手段はここまで見られていません。
指揮官に引き出しすらないように見られます。
現状、意図して行っているプレーは、山なりのボールの大きなサイドチェンジだけです。
あれでは相手のブロックは広がりません。
崩せないのであれば、ピンポイントのクロスに期待することだと思います。
相手陣地の中央付近で選手の距離を近くして、なるべく寄せるようにします。
グラウンダーでも通るような速いボールでサイドに付けて、2タッチでクロスを上げ続けるほうがよっぽど効果的だと思います。
セフンが川崎戦で強さを見せているので、クロスを供給し続けるほうが得点の可能性が高まる気がします。
セフンは競り合いではフリックを狙う選手なので、裏抜けが好きなFWとも合いそうです。
現状はボール保持の志向が、ブロックを創る相手に対して相性が最悪の状態ですからね。