DAZNの番組「ジャッジリプレイ」で磐田戦のシーンが取り上げられていました。
後半アディショナルタイムにエリア内でサンタナが引っ張られて倒れてシーンです。
「PKではないか?」という事象を取り上げていました。
改めてスローで見ても確実にPKであろうシーンでしたね。
家本さんや槙野さんも100%PKとの見解でした。
そもそも取り上げられたシーンだけでなく、4回~5回はPKの判断でもおかしくないシーンがありましたね。
ジャッジにはテクニカルの部分とメンタルの部分が絡んできます。
VARはよりテクニカルな部分をサポートするために導入されました。
そして、VARチェックにより間違いを訂正できるため、自分の判断を支持できるようになります。
その結果、メンタルによるジャッジのブレが少なくなります。
ただしJ2では費用の問題からVARが導入できません。
すると得点機にかかわる事象は、従来どおり先送りされることになります。
例えば磐田戦のPKについては、審判の判断で試合を決定づけることになります。
ただ、先送りすれば「PKだろ」という外野の声だけで済みます。
もし間違った判断だったとしても、審判委員会からおとがめはありません。
そもそも人の意思決定は「損をしない」をことが最優先に選択されます。
すると確信が持てないシーンであれば「見逃し」という判断を選択されるでしょう。
J2では経験の低い審判があてがわれるので、今後も見逃しの基本傾向は変わらないでしょう。
結局、エスパルスが普通に点を取れていないから、このような記事も生まれるわけです。
勝っていればPK云々などの議論にはならないわけですからね。
未勝利記録をどこまで伸ばすつもりでしょうか?
J2で勝てないことがそろそろ当たり前になりつつあります…。