秋葉監督の初陣は0-3という大敗でスタートしました。
「超攻撃的に行く」として前からプレスをかけ、バックパスをほとんど使わない前に向けたプレーが中心でした。
しかし前半は機能せず、シュートすら打てませんでした。
後半はオールコートマンツーマンという体力勝負の戦いを選択し、5分の戦いにはできたのかという試合です。
結果は大敗ですが、カップ戦ですし評価を下すには早いのかもしれません。
よく言われるのが「監督交代ブースト」です。
果たして本当に存在するのか?というのは議論になります。
今回のエスパルスでいえば、直近5試合の勝ち点が3です。
勝ち点率は0.6となります。
もし今後の5試合で1勝2分2敗となれば、勝ち点率は1.2となり倍の勝ち点率となります。
さて、これでブーストがかかったといってよいのでしょうか?
監督が変わったことでスカウティングがしずらいという点もあるでしょう。
また、相手は42試合のうちの1試合ですが、監督交代の意味付けでただの1試合ではなくなるという、自分たちのメンタルの変化もあるでしょう。
わずかながら試合結果に影響はあると思いますが、勝ち点を取り続けるには地力が必要になります。
(統計学の見地からすると存在しないという結論が出されています)
今回の監督交代で力が発揮されるかどうかですが、まだ1試合ではわかりません。
ただ言えることは、カップ戦を見る限りでは、安定感のある戦い方ではないということです。
もしかしたら簡単に失点を続けるかもしれません。
少なくとも、前回の試合を見る限りはCBに強力な個のチカラが必要になりそうな戦い方でした。
エスパルスのCBにはそのような選手はいないので、どうなることでしょうか。
リスク回避の選択をしていては勝ち点が取れないことは証明されているので、リスクを負って戦うことになると思いますが、結果につながるでしょうか。